小石川の温室で初めて見かけた花、シロフハカタカラクサの名前
そこで園芸員の方に教えて頂いたから、今でもこの名前はすらすらと出てくる
けれど、ネット上でこの花をシロフハカタカラクサとしているものは見つけられなかった
咲いていたのは温室、園芸種としての白花は幾つか紹介されている
類似の名前を持っているトキワツユクサ(Tradescantia flumiensis)の別名がノハカタカラクサ
園芸種として導入されたシロフハカタカラクサ(Tradescantia flumiensis cv. Variegata)が、
逸出、野生化した…と言うのが定説となっている、だったら園芸種なのだから、
薄桃色もありだろう…、そう思っていた
白花の方は幾つかの違いも見える上、須磨では二種類撮ったので子細を調べていたら、
案の定、厳密な区別が付けられていた
トキワツユクサは、花も小さめ、葉裏や茎は赤紫色をしている
花も葉も大きく、葉裏や茎は緑色、結実はしないようだから、それらは全て
オオトキワツユクサ(Tradescantia albiflora)とすべきだという結論になった
一つの花だけを見ていては、細かな違いは分からなかったりするものだが、
同じ場所で違いのあるものを見つけた時は、調べてみる良い機会になる
ところでこの薄桃色の花、葉は斑入りだけれど本当はこの名前で良いのかどうか…
そう思って調べを続けていると、トラデスカンティア・ゼブリナ(Tradescantia zebrina= Zebrina pendula)、
和名シマフムラサキツユクサ(縞斑紫露草)に行き着いた
シロフムラサキツユクサとして、新宿御苑のファイルに入っていたから、こちらも訂正しないといけない
シロフ(白斑)とシマフ(縞斑)、似ているねぇ~
おまけに、別名をハカタカラクサ、
へぇ~っとまたまた混乱しそうだけれど、
とりあえず二つのツユクサの仲間が四つに分けられた
【似た花色の仲間たち】
トラデスカンティア・ブロスフェルディアナ トラデスカンティア・シラモンタナ
トラデスカンティア・パリダ オオムラサキツユクサ ムラサキツユクサ
(2008.01.19 明石)
【昔、鉄ちゃんがいました】 を 【国鉄編】 【私鉄編】 に分割しました。
【2008.01 京都】 13日撮影分を追加しました。
【2008.01 明石周辺】 を追加しました。
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