サクラ サトザクラ
今年の桜は、梅の開花が遅れたこともあって、場所によっては一緒に咲いていた。
いつもの年よりは遅れたけれど、それでも四月には咲き揃って一週間で散った。
その潔さが良いのだ…と言われるのだけれど、桜はまだまだ咲き続けている。
咲き続けている桜は、野山で自生していた桜を改良して作りだされたもの。
人間の欲求で作り出されたにも拘わらず、昨今はぼってりして重たい…などと評は良くない。
好き嫌いの範囲だろうし、古来の栽培菊や牡丹、芍薬を愛でる方たちにはやはり人気だ。
ただ、菊も牡丹も芍薬も花菖蒲も椿などの古典的な園芸花卉には、
その言い伝えを知らないと、門外漢には全くわからない名前がつけられている。
洋ものの代表・薔薇だって同じで、つけられた名前を覚えても仕方ない…と思うことさえある。
ご大層とも言える名前がついていたりすると、どうも成金趣味…などと揶揄したくなるのは
持たない者のねたみだが…。
『白妙桜』
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『秋月』
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『西行桜』
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『笹部桜』
幾つかの樹があったが、半八重と思われるもの以外にも
「笹部桜」の名札が掛けられていた。
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『釧路八重桜』
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『墨染桜』
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『揖斐二度桜』
一重と八重が枝変わりで見られる…そうだが、一重は終わっていた。
(2012.04.19 大久保)
残念ながら(?)、記憶にあるのは『秋月』だけだった。
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