アメリカミズキンバイ、ヒレタゴボウ、鰭田牛蒡。
水田雑草。
畑の水路に広がっている。
だから、河川敷にも広がる。
葉の基部に翼、茎を抱くように付き、その茎にも目立つ稜がある。
花は、チョウジタデに似ているけれど、サイズは格段に大きく目立つ。
チョウジタデと比較すると果実も大きい。
（2010.09.10 玉津町）
【参考】 チョウジタデ（タゴボウ）の画像 花の径は１センチに満たない。
アメリカミズキンバイ（ヒレタゴボウ）は、２～３センチはある。
アメリカミズキンバイ（ヒレタゴボウ・鰭田牛蒡） アカバナ科チョウジタデ属 Ludwigia decurrens
（2010.09.15 松江）
二年前のアメリカミズキンバイ
【名前の言い換え 考】
幾つかの野の花・雑草類にも、複数の名前が付けられている。
ミズキンバイに似た花を付ける外来種だからアメリカミズキンバイ。
類似の花を付ける、チョウジタデの別名がタゴボウなので、それに似て茎に鰭が目立つのでヒレタゴボウ。
だけど、ヒレの意味や、タゴボウを知らなければ何のことか判らない。
尤も、ミズキンバイを知らなければ、アメリカミズキンバイも判らないから、
アメリカミズキンバイでも、ヒレタゴボウでも良い。
最初に覚えた名前が一番手短かだろう。
野草観察会などと称して開かれるフィールドワークでは、
解説者が、わざわざしたり顔で言い換えをする現場に遭遇することも多い。
私は、あれもこれもたくさん知っているのですよ…と言う態度が見え見えになる。
たいてい、へえぇ～よくご存知です、さすがに奥が深いですねぇ～となる。
ただ、そんなことを次々説明されても、素人が覚えきれるものではないのが普通だ。
覚えた花の名前をそのまま使い続けるのが大事であって、別名がどちらであっても構いはしない。
学者気取りで、ありったけの知識をひけらかして、押しつけがましいのは噴飯もの、
自己満足の域からは出ない方が良いと言うことだ。
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私もアメリカミズキンバイをいっぱい見てきました。
最初の１輪を見たときはチョウジタデだ！って気をよくしていましたがよくよく見比べてみたらアメリカミズキンバイだと分かりました。
乾いたところや湿り気のあるところにもありました。
背が高く伸びてたんぼ一面に生えていました。
種も面白い形をしていますね。
林の子さんのお陰で見たいと思っている花を見つけることができてうれしい悲鳴をあげています。
やっかいな雑草に悲鳴をあげている農家の方には申し訳ないですが・・・
私など厄介な雑草と同じ…そうです。
「もうすぐ花咲くから、抜かないでよ…」でいから。
それでも、撮った後はしっかりお手伝いするときもありますし、
果実まで見たいときは、撮りやすい場所だけ残したりしています。
広い場所だと、吹かれたりしても周囲に残っていたりするので止められませんね。
アメリカミズキンバイはフタバムグラの画像に、チョウジタデはヤナギタデの画像に写り込んでいましたね。
水田や畑の周囲は、いつも何かしら咲いていて困らない場所です。
全く自分では全然気がつかなかったです。
もう一度大きな写真を見たら茎の色が赤茶色のものが写っていました。
あれがそうだったんですね！
あの場所へはそうするとどうしてももう一度行ってみたいです。花は終わっているかもしれないですね。
自分の目で見たものはすごく身近に感じてしかもより可愛くなってもう病気にかかったようです。
そうです、赤い茎で先端まで咲き上がって、果実が出来ているようでした。
このページの7枚目の画像がチョウジタデの花と果実ですから、たぶん間違いないと思います。
それと、たぶん、仰るように「病気」でしょうね、きっと。
伝染性もないし、人に迷惑かける心配も無いのですが、
いつ直るのか誰も判らないのが困りものです。