キバナノレンリソウ

実物を見ると、一様に首を傾げられる。
この花、豆の花ですよねぇ～？？

隣に咲いているクサフジに至っては、藤の花には見えないわぁ～、
せいぜい、カラスノエンドウと比較されて、おしまいになる。
そころがこの花が、伊吹山限定の花だと判ると、とたんに珍しいから撮っておこう…と、
記念撮影対象に昇格する。

奇妙な話だと思う。
イブキトラノオ、イブキフウロなどは、名前に伊吹の文字があって、あたかもここの特産品、
わぁ～、凄い、やっぱりこの山にしか咲かないから、何処にでも咲いてる…

ところが、キバナノレンリソウやコバノミミナグサは、殆ど見向きもされない。
花好きだけが、やっとカメラを向けている。

比翼草、連理草、白居易の長恨歌に登場する、床しい名前を貰った花が
伊吹には二つ咲いている。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2007.07.26　伊吹山)
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