HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

ヒロハフウリンホオズキ(広葉風鈴酸漿草)

2017-08-15 | 夏 黄色系

きれいに草刈りされたのは二ヶ月前。
今はすっかりまた雑草畑。
それぞれが勝手に場所どりして広がっている。


▲ おしべ5、めしべ1 自家受粉する。

▲ 花冠は淡黄色、基部にある褐色の斑が目立つ。



▲ 萼には濃赤褐色の脈が見える。

▲ 果柄は花期よりも少し伸びる。萼が果実を包み込む形はホオズキなどと同じ。

▲ 花時に見えていた萼の赤褐色の脈がハッキリする。

ヒロハフウリンホオズキ(広葉風鈴酸漿草)
 ナス科ホオズキ属 Physalis angulata
(2017.08.13 林崎町)

 
▲ 袋状になった萼の中には黒い果実、風鈴と言うよりは風船…。
果実は放置され、やがて茶色くなって腐ってしまう。

畝全体に広がったヒロハフウリンホオズキ
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去年のヒロハフウリンホオズキ


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2 コメント

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ヒロハフウリンホオズキ (こいも)
2017-08-17 00:56:21
林の子さん
ヒロハフウリンホオズキ(広葉風鈴酸漿草)
なんて素敵なんでしょう~ひと目惚れです。
畝にまであんなにびっしりになってしまうのですね。
こいもは初めて見ましたがどこにでもあるのでしょうか?
見てみたいです。
風鈴とつくのはやはりこの一枚布でできているような・・・
お花からなのでしょうか?
自分で調べもしないで質問攻めで申し訳ありません。
果実の袋の紫色の模様も素敵です。
可愛い風鈴の音が聞こえてきそうです。
草刈りされても…されても出てくる強さが
すごいです。
漢字にすると「広葉風鈴酸漿草」
草と言う字が付くのですね~
とっても素敵だと思います。




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ホオズキ。 (林の子)
2017-08-17 14:01:54
果実が熟しても萼片はホオズキのようにきれいな橙色には色づかないし、果実も緑から汚れた茶色になってお終い。
食用にもならないので、やはり農家の方にとっては害草。
萼が果実を包み込むように残るので「宿存萼」と言うようですが、風鈴と言うよりは風船のようです。
野菜畑で広がっていたり、乾いた稲田にも広がっていたり。
茶色くなった果実の中に種子がある為、刈り取られたり放置されたものが灌漑用水路に流れ出して、田畑に広がるのでしょう。
それが時折、河原などでも広がっていたりします。
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