きれいに草刈りされたのは二ヶ月前。
今はすっかりまた雑草畑。
それぞれが勝手に場所どりして広がっている。
▲ おしべ5、めしべ1 自家受粉する。
▲ 花冠は淡黄色、基部にある褐色の斑が目立つ。
▲ 萼には濃赤褐色の脈が見える。
▲ 果柄は花期よりも少し伸びる。萼が果実を包み込む形はホオズキなどと同じ。
▲ 花時に見えていた萼の赤褐色の脈がハッキリする。
ヒロハフウリンホオズキ(広葉風鈴酸漿草) ナス科ホオズキ属 Physalis angulata
(2017.08.13 林崎町)
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▲ 袋状になった萼の中には黒い果実、風鈴と言うよりは風船…。
果実は放置され、やがて茶色くなって腐ってしまう。
畝全体に広がったヒロハフウリンホオズキ
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去年のヒロハフウリンホオズキ
ヒロハフウリンホオズキ(広葉風鈴酸漿草)
なんて素敵なんでしょう~ひと目惚れです。
畝にまであんなにびっしりになってしまうのですね。
こいもは初めて見ましたがどこにでもあるのでしょうか?
見てみたいです。
風鈴とつくのはやはりこの一枚布でできているような・・・
お花からなのでしょうか?
自分で調べもしないで質問攻めで申し訳ありません。
果実の袋の紫色の模様も素敵です。
可愛い風鈴の音が聞こえてきそうです。
草刈りされても…されても出てくる強さが
すごいです。
漢字にすると「広葉風鈴酸漿草」
草と言う字が付くのですね~
とっても素敵だと思います。
食用にもならないので、やはり農家の方にとっては害草。
萼が果実を包み込むように残るので「宿存萼」と言うようですが、風鈴と言うよりは風船のようです。
野菜畑で広がっていたり、乾いた稲田にも広がっていたり。
茶色くなった果実の中に種子がある為、刈り取られたり放置されたものが灌漑用水路に流れ出して、田畑に広がるのでしょう。
それが時折、河原などでも広がっていたりします。