歩道との境界線があるから、園芸種として植えられている…筈だ。
ニンジンの花ではないけれど、良く似ている。
畑などで時折見かけるノラニンジンは、ニンジンの原種だと言われている。
ニンジンが野辺に広がってノラニンジンになった、説もあるようだが。
ニンジンの花も見ようによってはきれいだと言う方も多いけれど
わざわざ花壇には植えない…だろう。
ノラニンジンの園芸改良種がこの花だと説明されると、ふぅ~んソウなのか…となる。
本当のところはわからないけれど、花より団子…ではなく
ノラニンジンから、野菜の人参もこの園芸種も作り出されたと言うのがすっきりする。
ただ、如何せん作り物、元の姿に戻ろうとしている。
ブラックレースフラワー セリ科ニンジン属 Daucus carota var.sativus 'Black Knight'
ノラニンジン Daucus carota subsp. carota
(2015.06.29 北王子町)
ホワイトレースフラワーと呼ばれているのは別属の Ammi majus
ホワイトレースと呼ばれているのはそれとは違ったオルラヤ(Orlaya grandiflora)
この辺りの園芸種名の付け方の鷹揚さはどうしたことだろう。
似たような名前の付け方、似たような花姿だけれども所詮は作り物。
時には「ダウカス・ダーラ」などと、学名そのままに販売されているものもあって
わざわざこの園芸種との差別を測っていたりもする。
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ニンジン 四年前のノラニンジン 去年のニンジン
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