HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

スイセン2

2015-02-08 | 冬 白色系

実家の庭に大きなアフリカハマユウの株がある。
その横にあったマユミは年々虫食いが酷くなったために伐採した。
そのせいでハマユウが広がり始めたのでこちらも大なた振るった。

だからだろう、今年はスイセンが咲き始めた。
次の年にはもう少し咲くだろう。









(2015.02.08 林)










(2015.01.07  林)


八重咲きの花を分解してみると幾つかの疑問が解ける。

長い雄しべの花糸は副花冠に合着していて、副花冠から生えているように見える。
このことから、副花冠はもともと雄しべの托葉だった…と説明される。
その為に、八重咲きの「花弁」部分を仔細に見ると、雄しべや副花冠が白くなって
全体で八重咲きになっていることがわかる。






黄色の副花冠の一部が歪になり、白くなっている。
八重咲きは、雄しべの花弁化だけではなく、副花冠の花弁化も含まれる。
副花冠は雄しべの托葉が発達し、合着して副花冠を形成したものと言われている。
雄しべは長くて目立つ3本と、その内側に短い3本。
長い雄しべの花糸は副花冠に合着している。

だから副花冠から生えているように見える。
ニホンズイセン(日本水仙) ヒガンバナ科スイセン(ナルシサス)属 Narcissus tazetta var. chinensis
(2015.01.04 林崎町)
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冬のスイセン 
スイセン、幾つか


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