ベニバナイチヤクソウ、紅花一薬草。
薬草だそうだ。
白花は六甲にも咲くけれど、紅花はここでしか見たことがない。
ケーブルを降りて、山荘までの緩やかな上りをぶらぶらと歩く。
以前、この道には登山バスが走っていたのだけれど、自然破壊、環境問題などから廃止された。
それでも、昨今の団体ツアーの多さで、周辺は様変わりしてしまった…と、古老の話。
観光と、自然保護の両立、板挟みはどこにもある話だ。
この花は、山荘の手前、現在は立ち入り制限されている旧登山道横の流れを越えた場所に咲く。
登りでは見えないかも知れない場所だが、撮っていると必ず声掛けられる。
この花の咲く場所と反対側にあったノビネチドリは消えていた。
ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草) イチヤクソウ科イチヤクソウ属 Pyrola incarnata
(2010.07.26・27 栂池)
去年の画像
2009.07 栂池K 2009.07 栂池Y 栂池の花、また
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去年栂池に行った時にきっと咲いていたのでしょうけれど、咲いている場所がわかりませんでした。
今年5月に行った上高地ではまだ蕾ばかりで見られず、
今日の八千穂自然園では標高が栂池より低い為でしょうか沢山咲いて居る筈が全て花が終わっていて見られず残念でした。
旅行会社の格安つまみ食い(?)ツアーを利用している者にとって耳の痛い話ですが
栂池は泊まれなかったものの自由行動の1日を
使えて少しゆっくり楽しめました。
今年は特にツアーの方々が目立ちました。
二年前から、栂池・八方・岩岳ユリ園を二日で回るコースにかなり多くの方が参加されるようになったそうです。
栂池は三時間の自由時間で、一周するだけでやっと。
ロープウエイの最終時間に間に合わない人たちもいました。
まぁ、商売でしょうからとやかくは言えないのですが、とりあえず行ってきました風のツアーは、のんびり散策している人たちと違って騒々しいだけなので、辟易とします。
それでも、三ヶ所に立ち寄ったことは事実ですから、それで善しの方も多いのでしょう。
ベニバナイチヤクソウは、ロープウエイ駅から歩いて、ヒュッテ・山荘の手前の川を渡った右手、道の右手で木などに隠れていて、上りの時は注意していないと見えないかも知れません。
残念ながら、園内には一株も咲いていないのですが、この場所では増え続けています。