HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

アリマウマノスズクサ

2011-06-08 | 茶色系

奇妙な格好の花。
どこか食虫植物を彷彿とさせる姿。
ジャコウアゲハの食草。
森林植物園の青葉トンネル近くでかなり増えている…はずだ。
コアジサイの咲く頃に咲いている…はずだ。
須磨では、フジバカマの近くに蔓が伸びている。


(2011.05.25 須磨)





アリマウマノスズクサ(有馬馬の鈴草) 
ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属  Aristolochia onoei
 (2011.06.04 須磨)
--------------------------------------------------------------
記事中、アンダーラインの部分は、関連画像へのリンクが設定されています。



4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (mulberry)
2011-06-09 19:37:18
こんばんは
今日、植物園で
『ジャコウアゲハさんへ
ただいまウマノスズクサが満室状態となっています。ここで卵を生むのはちょっと待ってくださいね』
こんな札が下がっていました。
お花は全然見当たらず幼虫が一杯茎についていました。
中を覗いて見たかったのに残念です。
返信する
蝶の食草 (林の子)
2011-06-09 22:42:53
mulberryさん、こんばんは。

須磨の植物園側、三段滝に向かって左の小さな山を今、
バタフライガーデンにしようと幾つかの蝶の食草を植え始めています。
ウマノスズクサもその一つで、せっかくだからと当地で最初に見つかったアリマウマノスズクサを植栽しています。
いずれは野生化して藪になる事を願って、柑橘類も、もちろん雑草類も…。
樹が生い茂っていたのを下枝を払って風通しを良くして、昆虫類の幼虫が棲みやすいように枯れ葉堆肥の山も幾つも出来ています。
何年か後には開放されることと思っていますからぜひ。
返信する
粋な計らい (とんちゃん)
2011-06-10 09:51:46
ジャコウアゲハさんへのひとことはなんて優しいのかとにんやりしました。
私もなんとかしてウマノスズクサの花が見たいのですが水元公園で果たして咲くのかどうか分かりません。
株はちゃんとからんでしっかりしているのですが・・・
キモチワルイ幼虫でもやがて羽ばたいてくれるのならと応援したいですね。
返信する
育てる…ということ。 (林の子)
2011-06-10 10:38:43
とんちゃん、おはようございます。
確かに、蝶が卵を産み付けにやってきた時には驚くでしょうね。
それでも、幼虫が多すぎると食べ物の奪い合いが起きるとまずい…。
ウマノスズクサ以外も食べてくれると良いのでしょうが、
葉を食べ物にしている昆虫たちには、やはり好き嫌いがあるようから。

幾つかの昆虫館ではいろいろな食草を育てて、卵からの観察も出来るような施設があります。
ただ、温室と同じように同じ場所では見られない蝶が飛び交うのはやはり違和感があります。
昆虫たちの好む食草は限られているので、自然の中でその環境を作ってやっても同じ事。
そんな発想ですが、異論を唱える方が多いのも事実です。
ただ、野外観察が出来る場所がどんどんと少なくなってしまっている現在では、
人里離れた場所はともかく、市街地に近い場所ではある程度の作為も必要になってしまったと思っています。
返信する

コメントを投稿