HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ノハラツメクサ4

2015-05-13 | 春 白色系

種子を確認した後も、花は咲き続けている。
その分、次々と種子も零れている。




(2015.05.08 林)






(2015.05.03 林)

目視で区別はつくような気がする。
それでも念のために…と、種子が出来るのを待った。


花はオオツメクサと比べると小さい。

果実が完熟すると果皮が割れて種子が出て来るのはオオツメクサも同じ。
黒い種子には僅かに翼があり、目視出来る程度に茶色の突起がある。





下の画像はオオツメクサの種子、ノハラツメクサとは違って種子の表面に突起はなくのっぺりしている。

(2015.04.04 林)


並べて見ているとやはり花弁はオオツメクサより小さい。
種子の確認をしなくても目視で区別はつく。

唐熊公園でもその印象は変わらない。












萼片基部の黄緑色はオオツメクサも同じ。



花弁と萼片は、ほぼ同長。
オオツメクサの花弁は萼片より少し大きい。

(2015.03.26-28 林)

昨日は夕方まで雨…だったようだ。

今朝は晴れ間がのぞいていたから、蕾が幾つか開きそうな気配。
墓掃除から戻るとオオツメクサが開いていた。
少し遅れてノハラツメクサも開いた。






(2015.03.20 林)


雑草畑のノハラツメクサが広がり始めている。

今年はまだ唐熊公園で撮っただけだから、断定できないけれど
どことなくオオツメクサに比べて、花は小振り、葉は密に茂っている。
咲き初めはオオツメクサの方がかなり早かったから、成長の度合いにもよるかも知れない。

だからたまたまそう見えるだけだ、と言ことかも知れない。






ここに咲いているものに限れば…だが、
全体小振り、の印象を受けるのがノハラツメクサ。



伸び始めた葉と言う事もあるだろうが、緑が目立つ。

オオツメクサと比べて花弁が少し小さく、萼片とほぼ同じ長さ。
蕾の株に見える黄緑色の紋は同じ。


ノハラツメクサ(野原爪草) 
ナデシコ科オオツメクサ属 Spergula arvensis var. arvensis
従前「分類学上では、オオツメクサオオツメクサ(Spergula arvensis var. sativa)はノハラツメクサの変種となっている」と記述してきたが、
ノハラツメクサの学名もSpergula arvensis var. arvensisである。
一般的には両者ともう一種のオオツメクサモドキ(Spergula arvensis var. maxima)の三種を含めて
広義にはオオツメクサ(Spergula arvensis)として扱われることが多いと書かれている

(2015.03.17 林)


オオツメクサ、花弁は萼片より少し大きい。
--------------------------------------------------------------
 ノハラツメクサ オオツメクサ



コメントを投稿