アツミゲシの咲く土手の最下部、道路との境に広がる。
もともとこの花も、民家の庭に咲いていたもの。
その庭に咲いていたアツミゲシが、多分だけれどそっくりこの場所に捨てられて
アツミゲシと一緒に増え始めた…と推測できる。
尤も、明石川沿いに北に走ると川沿いの空き地には点々と咲いているから、
繁殖の起点がどこなのかは知らない。
ただ、アツミゲシは川沿いでは今のところこの場所限りだ。
（2012.04.17 北王子町）
☆
付近のアツミゲシは目立たなくなった。
それでも、キクノハアオイを撮っていると、目の前の草むらに草丈１０センチの小さなアツミゲシ。
しっかり蕾を付けているから、数日で花を咲かせてまた種子を零すだろう。
キクノハアオイを撮っていて、アツミゲシが民家の庭に咲くのを見たのは五年前のこと。
そこから広がったものは、嘉永橋近くまで勢力範囲を広げている。
キクノハアオイは、この上流の出合橋付近にかなりの群生地があったけれど、こちらはお尋ねものではない。
キクノハアオイ（菊の葉葵） アオイ科キクノハアオイ属 Modiola caroliniana
別名 ツルアオイ
（2012.04.24・27 北王子町）
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去年のキクノハアオイ 一昨年のキクノハアオイ 大久保のキクノハアオイ
去年はずっと後に気づいたので花も後半の頃でした。
今年は一番花を見ることができ幸せです。
まだ花は少なかったのですがこれから続いて咲いてくれると思います。
お日様と一緒に輝くように咲いていて美しいです
花弁のオレンジ色と合わせるようにシベの赤もきれいです。
ラストの画像を見て再度写してみたくなりました！！！
幾つもの雑草、中には見ていても飽きないものがあると思うのですが、
所詮は雑草ですね。
帰化植物園では、害草も含めて「栽培」しているのですが、種子の持ち帰りが絶えないようで、
時折、河原などで初見の帰化植物…が見つかったりするものの多くが、
もしかしてそこからの採取種子によるもの？？の話を聞かされます。
『珍しいもの』が、そのうちどこにでもあるものだった、気がつかなかっただけ…と言うのは、
雑草類にはよくあることだと思うのですが、意図的な撹拌には気をつけたいです。
局所的な繁殖しか出来ないものなのか、環境さえ与えられれば順応してゆくものなのか、
園芸種とは違って気長に観察していないと、分かるはずもありません。