虫を食べる植物が幾つかあるから、食虫植物と言うそうだ。
捕虫のメカニズムは、たいてい粘液で小さな昆虫の足や羽を絡めて、死骸からタンパク質を頂戴する。
この花も、手で萼を触るとベタつくから粘液が出ている。
ところが、別に虫を食べたい訳ではないから、虫にしてみれば災難だ。
命を頂いて別の生命に繋がってゆく、生き物の連鎖からすれば余計なことをしているように思う。
それとても、人間の勝手な想像、勝手な言い分。
ムシトリナデシコと付けたのは、人間の勝手、花は虫を捕ろうとしているのではない。
(2010.06.05 林崎町・松江)
画像3枚追加 (2010.06.11 須磨・桜木町)
ムシトリナデシコ(虫取り撫子) ナデシコ科シレネ(マンテマ)属 Silene armeria
ハエトリナデシコ、コマチソウの別名
園芸種とは思えないけれど、白花種も時折見かける。
画像3枚追加 (2010.06.14 大久保町)
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シロヤシオで有名なコースなのですね。
花を訪ねて山に入る…と言うことなど無かったのですが、先月、伊吹・北尾根を歩きました。
ムシトリナデシコ、少しの土塊さえあれば倒れながらでも広がるので、
河原などでは本当にピンクに染まるでしょうね。
植えたものとは違って、好き勝手に増えるので街中では困りもののようですけど。