HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

ヒメアブラススキ

2011-10-03 | イネ・カヤツリグサ・シダ類など

河川敷は惨憺たる有様。
避難準備情報が流された位の水量だったし、河川敷の歩道は水没していた。
流域の殆どは平坦な地だし、流れ集まる水路もさほどの水量は無い川。
それでも一気に集まった水が流れ下るわけで、土砂と流木はあちこちに積み上がっていた。
溜まった土砂に育っていた雑草類はほぼ根こそぎ流され、広い流れに変わっている。

長年の間に堆積した土砂の上に広がっていたススキよりもオギも、河原の変化によって一変している。
二週間経って、流れは大きく変わりそのススキ、オギの間に広がっていた蔓性植物も殆ど流された。
ただ、残っている土砂の下からは次の芽が出ている。

川より一メートル程度高い河川敷の歩道の土はそのまま流失していないので、
セイバンモロコシやその間に点々と咲くヒガンバナは殆ど去年と同じだ。

田んぼなどで見かけるヒメアブラススキが、
背の高いススキ、オギが無くなったためだろうか

辛うじて穂を伸ばし始めている。


ヒメアブラススキ(姫油薄)イネ科ヒメアブラススキ属 Capillipedium parviflorum(= Bothriochloa parviflora)   
花序は7~15cm、小穂は柄のあるものとないものが2個。
柄のない小穂は両性で外花頴には長い芒があり、
柄のあるほうは雄性、または頴だけになる。
(2011.10.01 明石川)
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