混乱の最初は、明石公園・緑の相談所の二階だった
屋上庭園に、イソギク、シオギクの表示
花は入り乱れて咲いているから、二つの表示では曖昧
おまけに、家菊との交雑だとされている
ハナイソギクが同じ場所に咲いている
これでは、新たな交雑の可能性も否定できないし
イソギク、シオギクだけの表示ではまずかろうと思った
しかし、人手不足・コスト削減に翻弄されている県立公園
植物園ではないのだから…、そう思うことにした
それにしても、菊の仲間はややこしい
この画像は、明石西公園に咲く
舌状花を持たないイソギクに対して
通常は白色の舌状花を持つものにハナイソギク
黄色の舌状花を持つものにはサトイソギクの名称が付けられている
ただ、これをサトイソギクと呼んでいいものかどうかは解からない
とにかく、今年もまた何か所かで、ややこしい花が咲き始めている
⑦ 去年、西公園の同じ場所で撮った画像
葉裏には毛が密集して白いが、表はごくわずかしか白くない
蕾の時には、赤色が混じっている
交雑親の特徴が出ているのだろうと推測している
⑤ 実家の庭に咲くサトイソギクと思われる花
葉は、イエギクとは違っているし、上の画像よりもイソギク似
⑤ 明石公園のサトイソギク 葉を見なければ、小菊と言われても信じるだろう
⑤ 同じ場所に咲いている、手前は舌状花が黄色
後方は、舌状花は白色だが、花弁が細かく裂けているタイプ(④)
この場所以外では見たことがない
⑥ 舌状花は黄色だが、花弁が短く細いタイプ
⑥ 花弁は黄色だが、短く細い
サトイソギクのバラエティなのだろう
④ 白色の舌状花が細かく裂けたタイプ
こちらはハナイソギクのバラエティということになる
④ 明石西公園で、舌状花を持たないイソギクと一緒に咲く
明石公園のものよりも、花全体は大きい
③ 実家の庭に咲く花弁がやや細いタイプ 個体差という程度だろう
② これも、実家の庭に咲く
② 明石公園には、花弁の広さ、長さが異なる種類が同じ場所で咲いている
② 花弁の先端が尖っているタイプ 個体差の範囲だろうけれど増えている
明石公園のイソギク①とハナイソギク②の混在
① 明石公園のイソギク かなり少数派になっている
① 明石西公園にあるイソギク まだまだ健在 白い花弁を持つものが混じっている程度
大雑把に分けて、①がイソギク、②~④がハナイソギク
⑤~⑦がサトイソギクの7種類になる
余り意味のない分類になるだろうけれど、
黄色と白色という舌状花の色違いは、見た目でわかりやすい
(2008.10.24 明石西)
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