HAYASHI-NO-KO

唐松岳 不帰険 白馬方面

マンサク

2010-03-02 | 冬 黄色系

六甲山系には、特に裏六甲の山道には自生種が今も花を付けている筈だ。
表のアセビ、裏のマンサク、夏にはその道すがらにササユリ。
ハイキングコースが増え、住宅地が増え、高速道路が走ってしまったから、
鄙びた風情の山道はどんどん広げられてしまったと聞く。
だから、ササユリなど殆ど道すがらでは見られない。
森林植物園の中で数ヶ所咲いているのだけれど、毎年被害に遭っている。

黄色い花弁のマンサク。
貧相だけれど何本かは散策路を見下ろして咲いている。




















時折、萼片が黄色味を帯びたものが見つかる。
アテツマンサクほどではないけれど、特異な雰囲気。
ただ、花弁が短いのが少し気がかり、病気でなければ良いのだけれど。




下は、「天津の森」の咲く、黄色系のシナマンサクだが、一部は病気になっている。









たぶん、ウイルスに冒されていると思われる個体。全体ではないのだけれど、早晩、樹勢は衰えてしまうだろうし、
他の株への伝播を考えると、伐採しなければいけない気がする。





樹の一部分の枝につく花を比較してみた。
左が普通に咲いているもの、右が花弁が短くなってしまっているもの。
背景の橙色のものにはこのような状態はまだ見当たらない。

(2010.02.28 森林)
_________________________________________________________________________________________________________________

☆ 別ブログ HAYASHI-NO-KO へのリンク ☆
【2010.03 明石周辺】 【2010.03 摩耶・六甲】
【2010.02 明石周辺】 【2010.02 京都】 【2010.02 青垣・篠山】 【2010.02 須磨周辺】   
【HAYASHI-N-KO】トップページ



コメントを投稿