光則寺のハナカイドウは、まだ数輪が開いているだけだった。
代わりに、トサミズキの薄黄色が輝いていた。
本堂の反対側に回って、ネコノメソウを撮り、土牢跡に登ろうともう一度境内に戻る直前、ふと足元にこの花が咲いていた。
「一人静」の名前には惹かれるけれど、花だけをじっと見ていると奇妙な姿をしている。
葉が展開する前の、花被の無い花は、雄蘂が糸状に三本に分かれ、その基部に黄色い葯が見えている。 (2006.03.26 光則寺)
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