花が咲き、新しい葉が広がる頃には
この木が育つ山は黄金色に輝くと言う。
二本しか育っていない場所でも遠目に鮮やかだ。
一斉に咲くこの花のニオイが嫌だ…と敬遠する向きも多い。
クリの花なども同じで、新緑の山路でも時折その声を聞く。
公園には何本ものスダジイ。
手近な場所は藤見池畔
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藤見池の畔のスダジイ
(2016.05.14 明石公園)
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雄花だけが目に付くけれど、新しく伸びた枝の先端部分には雌花序。
今年の「ドングリ」を作る準備はしっかり出来ている。
スダジイ ブナ科シイ属 Castanopsis sieboldii
(= C. cuspidata f. lanceolata、C. cuspidata ssp. sieboldii、C. cuspidata var. sieboldii)
別名、イタジイ、ナガジイ。
漢字名が記された情報が皆無だが、「頭陀椎」と書かれたものがある。
(2016.05.01 明石西公園)
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雄花序が目立つけれど「ドングリ」は雌花序(円内)に出来る。
スダジイの雌花序も今年伸びた枝先に伸びている。
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去年のスダジイ
スダジイって本当に栗の花のようです。
匂いも一緒なんですね~
お隣りの市の体育館の傍に数本あるので
ご近所にお住いの人はこの匂いで初夏を感じるのかもせれません。
食べられるドングリがなる木なんですね。
可愛いどんぐりの赤ちゃんがハッキリと見えました。
美しい画像を見るとスッキリいたします。
いつもありがとうございます・:*:・(*´ー`*人)。・:*:・
とかく知識と言うのは、外に見せたくなるものですね。
スダジイやツブラジイもそのまま食べられる小さなドングリが出来るので、子どもの頃には公園で拾ったものです。
とにかく口に入れていた時代、スダジイの名前を覚えなくても食べられたそんな時代がありました。