ドングリ、幾つも集まった果実から、団体の栗
栗ほどには美味しくはないけれど、どんぐりも食べられる
ただ、シイの実は生食出来るが
他は、灰汁抜きしないと無理だろう
秋の公園で、子どもたちとドングリ拾いに興じる人たちは
間違いなく自分たちも子供の頃にそうしてもらった経験を持っている
ブナ科のコナラ属、シイ属、マテバシイ属の果実の総称
ドングリの堅い実は、堅果(けんか)
果実の下の「帽子」は、殻斗(かくと)
マテバシイは、大きなドングリ
けれど、シイの実ほどには美味しくはない
「待てば椎」、だろうけれど、いくら待っても椎の実にはなれない
アラカシの殻斗は、横縞模様 堅果は縦縞模様
マテバシイは鱗模様の殻斗
(ドングリは当年枝に出来る)
まさに栗の団体、ドクグリの豊作
(ドングリは当年枝に出来る)
クヌギ、アベマキは、長い突起のある殻斗に巨大な堅果
栗に似た葉を持っている樹、クリニギからの転訛説
だから、これがドングリの語源だそうだ
(ドングリは前年枝に出来る)
シラカシのドングリ 帽子は横縞模様 アラカシと比べると葉の幅は細い
まだ緑色(ドングリは当年枝に出来る)
(2008.10.03 明石西)
☆
【幾つかのドングリができるまで】
ミズナラ、コナラ、カシワ、ナラガシワ、イチイガシ、アラカシ、シラカシなどは
春に花が咲き、その年の秋にドングリができる。
クヌギ、アベマキ、ウバメガシ、アカガシ、マテバシイ、ツブラジイ、スダジイなどは
春に花が咲き、一冬越して翌年の秋にドングリができる。
シリブカガシは、秋に花が咲き次の年の春にドングリができる。
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