アカザ、シロザの区別が茎頂の葉色で、目視・区別可能なのは葉の展開の頃。
花が咲き始めると、かなり困難になる。
いずれにしても、アカザはシロザの一変種、花は同じと見て良いだろう。
花だけを見て、アカザ、シロザの区別はつけづらいと思っている。
ところが、この仲間のコアカザは、草丈がせいぜい50センチ程度までしか伸びない。
花の時期がアカザ・シロザよりは早いと記述されていることが気になるが、
この個体類はせいぜい20センチ程度。
春に芽生えることが出来なかったと考えるとコアカザとしても差支えないだろう。
コアカザ(小藜) アカザ科アカザ属 Chenopodium ficifolium
この画像と照らし合わせても、先日来、新明町で撮っていた「シロザ」は、
コアカザとして間違いなさそうだ。
☆
こちらは、すでに花が終わって果実が膨らんでいる。
幾つかの参考書では、花期はコアカザの方が早い…となっている。
ただ、この場所はスイカ畑だった場所が一度耕されて、
今はジャガイモ畑に変わっている。
耕作地だから、眠っていた種子からの発芽も考えられる。
ホトケノザも咲いている。
春とは違って、葉の先端部分の色分けは見えない。
幾つかの果実からは、黒い種子がのぞいている。
果実の薄い皮が破れて、種子が飛び出し始めている。
(2009.11.20 藤江・松江)
☆
水田だった場所が一面、コアカザに埋もれている。
トップの画像を変更しコアカザ画像を7枚追加 (2009.11.30 松江)
アカザ画像を2枚追加 (2009.12.1 松江)
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