早春の山道に点々と黄色い花をつけるマンサク
シナマンサクとの交配で
いくつもの園芸種が作られているそうだけれど
天津の森付近に咲くマンサクは、シナマンサクだけになりそうだ
去年まで見かけた濃紅や
花弁の上下で橙~濃紅のグラデーションを持つ種類は
全滅状態になっている
ごく僅か残っていたものも、生育状態は良くない
幾つかの樹で発生したウイルスにやられたのだろう
他のマンサクにも蔓延する恐れがあり気がかりだ
シナマンサク(Hamamelis mollis)と国産のマンサク(Hamamelis japonica)
二つを交配させたものが
ハマメリス・インターメディア(Hamamelis x intermedia)
少し残ってた樹に、少し花が咲いている
全体は濃紅色 先端部ほど橙色が交じってくる
上の画像より、橙色の比重が高い花 これが最も多い
後ろが「普通」のシンマンサク 明らかに紅色が濃く入っている
この色が、オーソドックスなシナマンサクの花色
☆
紫陽花園の上部辺りで見つけたマンサク
六甲に自生しているのはこの種類が多かったはずだ
今も谷筋に健在だろうか
(2009.03.01 森林)
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