グンナイフウロ、郡内風露。
背景は白馬大雪渓から杓子岳北尾根
最初に見つかった場所の名を冠した花は多い。
ハクサンコザクラ、イブキジャコウソウ、シラネアオイ、タテヤマリンドウ…、
その場所の固有種ではないから、同じような環境であればどこにでも咲く。
風露草も、どこにでも咲く花だけれど、それぞれ特色のある姿で、それぞれに名前がつけられている。
アサマフウロ、イブキフウロ、ハクサンフウロ、イヨフウロ、ヤクシマフウロ、エゾフウロ…。
もっとも地域が限定されているものもあるけれど、稀少品とは違う。
このグンナイフウロも、山梨・桂川流域の郡内地域を指すのだけれど、栂池にも咲く。
ただ残念ながら、ヤセ尾根にしか咲いていない。
谷から吹き上げてくる風が、尾根を越えて湿原に通ってゆく場所。
足場も悪いし、撮る条件としては栂池一悪い。
南アルプスなどの高所では、もっと赤紫色が濃くなるタカネグンナイフウロが咲く。
残念ながら、一度も出会ったことがない。
グンナイフウロ(郡内風露) フウロソウ科フウロソウ属 Geranium eriostemon. var. reinii
(2010.07.26・27 栂池)
去年の画像
2009.07 栂池K 2009.07 栂池Y 栂池の花、また
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