ヤエムグラ

典型的な雑草。
花が咲いているなんて気付かない雑草。

ムグラ（葎）は繁茂して藪を作るような植物の総称、
葉が輪生しているので八重の名前を貰ったのが、ヤエムグラ。
草むらを形成し、陽射しがあろうと日陰であろうと縦横に広がり、
時には密生して名前通り、藪状に育つ。
空き地では我が物顔に広がるし、特に寄り添えるものがあれば、しっかりとそれを支えに伸びてゆく。












万葉集にある恵慶法師の「八重むぐら しげれる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり」が必ず登場するのだけれど、
詠まれているのはカナムグラのことだとの説が現在では支持されている。
 (2010.04.11・14　大明石町・新明町)






画像３枚追加 (2010.04.17　大明石町)






ヤエムグラ（八重葎）　アカネ科アカネ亜科ヤエムグラ属 Galium spurium var. echinospermon
画像３枚追加 (2010.04.25　大明石町)
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