HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

ヒナキキョウソウ

2010-06-03 | 【独り言】

幾つかの花の記憶に、田住が出て来る。
間違いなく、今も野の花や小さな花に対しての興味が続いているのは、
社会人卒業に近い頃に、彼女から教えられた幾つかの花の記憶が残るからだと思う。

最初は、鎌倉・光則寺の土牢近くで撮った
ツルカノコソウの同定がきっかけだった。
続いて、
キキョウソウヒナキキョウソウの違い。
花の付き方が違うはずだと言う私の質問に対して、
わざわざ、近くで咲いていた二種類の標本を郵便で送ってきたことがあった。
まだ乾いていない土が根っこについていたことも懐かしい。
キキョウソウはすぐに見つかったけれど、長い間(?)ヒナキキョウソウは見つからなかった気がする。

その鎌倉も遠いし、
彼女が他界してもう6年になる。
今年もこの花が咲いているのを見つけた、ほっと一息ついている。


  

  


花の下には、閉鎖花。
花を付けないから、萼片も小さい。
萼の下に、種子がこぼれ落ちる為の小さな「扉」が開いているのが見えている。

  


ヒナキキョウソウ キキョウ科キキョウソウ属 Specularia biflora(= Triodanis biflora)
キキョウソウの別名はダンダンギキョウ こちらはヒメダンダンギキョウ
(2010.05.31 玉津)



  
キキョウソウは茎に沿って段々に咲き上がるので複数咲く。
ヒナギキョウは、茎頂に一花のみ。

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