晴れ間は続かない。
それでもツユクサは毎日新しい花を咲かせ続けている。
ところがケツユクサはまだ一つも咲いていない。
上段は昨日咲いた雄花。
上段の花は雄花、花粉を提供するだけで花後には「くの字」に曲がる辺りで脱落する。
開花後の雄花は花殻共に脱落している。
(2016.07.16 林)
☆
幾つもの花が咲いたのだろう。
苞の中には既に果実の原形が控えている。
花はこれから暫くの間は咲き続ける。
上段に見えるのは昨日咲いた雄花、下は今朝咲いた両性花。
二つ目の両性花が咲いている。一つ目の両性花は苞の中に包まれて果実をつける準備中。
両性花はおしべ6本、めしべ1本を持っている。
先端の2本のおしべが花粉を出す。
真ん中の1本も花粉を出しているが、受粉に役立つかどうかは幾つもの見解。
右下には三つの花が咲いた証左が苞の中に残っている。
こちらは両性花2個と雄花1個が咲いた痕が見える。
雄花は殆どの場合、花径の一部を残しているだけ。
ツユクサは一日花、青色の花弁は翌日にはドロドロになってめしべを包む。
めしべの花柱がまだ残っている状態。
ツユクサ(露草) ツユクサ科ツユクサ属 Commelina communis
(2016.07.15 林崎町)
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今年のツユクサ
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