「ハルマチセイジン」づいている私に、女房殿の声。
『わぁ~、面白い顔……』
カリアンドラ・ハエマトケファラ(ここでは、アカバナブラッシマメと書かれている)の横に、この葉痕だけが見えた。
これじゃ、珈琲どころではないなと思って、周りを見渡したが、正体不明。
とりあえずの全景を撮って、後で調べよう…、
ところがこんな時の女性の「執念」は見習うべきだ。
全体を見渡せる場所に向かった女房殿、
『ほら、この樹じゃないの??しっかり葉も付いてる』
「そうだなぁ~、羊歯の仲間だね。葉の付き方…」
『あっ、あの階段の下にある、あの樹には名札下がってる…』
もう、さすがと言うほか無かった。
マルハチ、へゴ科。
小笠原諸島に自生、さすがに、小葉も大きいし多いから、葉痕もはんぱじゃない。
(2007.01.28 須磨離宮公園)
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私は昔、高見山関がCMしていた丸八真綿を連想してしまいした(^m^)
最近、一寸この手の遊びに嵌っています。
と言うよりも、写真そのものに対しての興味は、デジカメを持った時点で薄れました。
「花」を綺麗に撮ってやろう、なんて大それたこともなくなって、
自然のままの花や、植物の生態観察の方が楽しみになって、
その補助手段・記録媒体としての写真、そんなこの頃です。
ですから、未だに高価なカメラ、高性能な仕様は全く不要。
安上がりのお遊びです。
それにしても、花のない季節でも「冬芽」を捜していると、
愉快な形に出会えます。
高見山、その通りですよね。
余りの葉痕の巨大さに、笑いをこらえていました。