ミスミソウ→スハマソウ

そう話す私に、くだんの職員はこう話した。
買った時に、はっきりさせるのが大事ですよね。
そうすれば、少しの変異があっても、判定は出来るでしょうから…。
こういう方がいらっしゃれば、安心して花が撮れるのだけれど、
こんな植え方では、盗掘が気がかりだ。

大船では、「春への誘い展」に展示した鉢植えを、
森の小道の入口付近に移植を試みたことがある。
けれど、心無い入園者にそっくり持ち帰られてしまったから、
地植えでは見られなくなってしまった。

それでも、大和では手の届く辺りは盗掘されてしまうそうだけれど
敢えて植え続けていると言う。
去年春に撮ったミスミソウ、今年もあの斜面に無事に咲いているのだろうか。

【訂正】　スハマソウ Hepatica nobilis var. japonica f.variegata
ユキワリソウから一度ミスミソウに書き換えられたのだけれど
葉の様子からはその一品種であるスハマソウだろうと考えられる。
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2007.02.22　森林植物園)
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