HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ハイアワユキセンダングサ

2014-11-01 | 秋 白色系

アワユキセンダングサの変種として、ハイアワユキセンダングサの名前がリストに載っていた。
他に、タチアワユキセンダングサ、シロバナセンダングサ(コノシロセンダングサ)と、コセンダングサ。
木場公園の説明板には、ハイアワユキセンタングサと書かれている。
いずれにしても、普段見ているセンダングサなんかよりも、随分花は立派だ。立派だけど、秋には、やっぱりあのトゲトゲの厄介な種が出来る。

【幾つもの和名】
アワユキセンダングサ(淡雪栴檀草) キク科センダングサ属 B. pilosa var. bisetosa
タチアワユキセンダングサ(シロノセンダングサ Bidens pilosa var. radiata)
  この学名からは、コセンダングサ(Bidens pilosa)の一変種ということになる。
コシロノセンダングサ(シロバナセンダングサ Bidens pilosa var. minor)も、舌状花の大きさの違いだけで、やはりコセンダングサの一変種。
 
和名の多さ、同じか或いは似たものに和名を次々付与してゆくことが混乱の一因だと、
素人には思えてならない。
それを根拠にして、幾つもの情報が氾濫しているから、何が何だかわからなくなる。
学名と学名の一致は、誰の仕事になっているのだろう。
  
以前、キクノハアオイに関して丁寧な説明を送って下さった横浜の金子さんのサイトでは、
オオバナノセンダングサ(=タチアワユキセンダングサ、シロノセンダングサ、シロバナセンダングサ)/Bidens pillosa var. .radiata と書かれているのが、間違いなくこの舌状花の大きな種類なのだけれど、
この「ハイアワユキセンダングサ」の名前は登場しない。
だから、木場に咲いている二種類は、オオバナセンダングサ(Bidens alba =Bidens pilosa var. radiata)、コセンダングサの一変種と見ておこうと思っている。

2004.8.28 木場公園
【追記】 ブログ閉鎖による旧ブログからの移動で、本文は記述当時のままにした。



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