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震災前までは、庭には雑多な植物が育ち、藪状態だった。
震災後に全てを取り壊し、藪も土地改良を施されたから雑多な植物は一時的に消えた。
それでも何年か経ち、残っていた種子や球根から次々とまた…。
このヒメヒオウギズイセンもその一つかも知れない。
一度手を加えてしまった場所では藪状態にはならないだろうけれど
消えてしまったものは元には戻りはしない。
☆
ヒメヒオウギズイセン
ヒメが小さな、を意味するから、小型のヒオウギズイセン…という程の意味。
とすれば、ヒオウギズイセンを調べる必要がある。
そのヒオウギズイセンは、ワトソニア属の園芸品種群だと解説されている。
ヒメヒオウギズイセンは、ヒメトウショウブ属のクロコスミア・オーレアと、ポッシーの交配種だと説明され、学名もCrocosmia x crocosmiiflora と示されている。
「クロコスミア」と呼ばれるのが普通だけれど、時に旧学名のモントブレチアとも呼ばれている。
この辺りが、花の名前を学名の一部を採って呼ぶことの面倒さにつながる。
ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)アヤメ科ヒメトウショウブ属 Crocosmia x crocosmiiflora
(2014.07.16 大道町)
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去年のヒメヒオウギズイセン 今年のヒオウギズイセン
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