一番の駄物…とよく悪口叩いていた。
ニッコウキスゲなど、山の花じゃない…と言っていた頃のことだ。
山の花は、草丈10センチ程度、同じ花だけでひとかたまりになって咲くもの。
そうだなぁ~、寒風吹きすさぶ稜線の石屑に身を寄せ合って咲く孤高の姿……。
なんて、かなり気障な言い回しで話題にしていた。
その頃、一番評判が悪かったのがハクサンイチゲとシナノキンバイ。
登山道に一番よく咲いていたし、踏みつけて歩くと嫌な顔をされたからだろう。
今では山登りなどしないし、邪魔になるほどの花が咲いている道を歩くこともない。
それでも、この花を見つけてもカメラを向ける事が少ないのは、
そんな偏見が未だに残っているからだと思ってしまう。
シナノキンバイ(信濃金梅)キンポウゲ科キンバイソウ属 Trollius japonicus
(2011.07.24-26 栂池)
去年のシナノキンバイ
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