![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/90/1eb01ef453b45b97e46ece9314484fbd.jpg)
冬芽が撮りやすいのはテニスコート西側の一本。
果実は毎年のことだが、意外なほど少ない。
▲ モミジバフウの長枝はゴツゴツとした「翼」が特徴、
冬芽・葉痕は短枝についているのが撮りやすいし面白い。
▲ 短枝に見つかる冬芽・葉痕、一年ではあまり伸びないから葉痕は数年分階層になっている。
▲ 顔は半円、維管束は3個なので目鼻立ちがすっきりしている。
▲ 長枝の翼とそこから伸びている短枝、その先に冬芽。
(2016.02.25 明石西公園)
☆
ここには何本植えられたのだろう。
北側の道路際に2本。
北入口に1本。
テニスコート北側に1本と西側に1本、南側に2本。
園の西端に2本。
残念ながらフウは一本もない。
まだ何個かは果実が残っているモミジバフウ、冬芽がハッキリしてきた。
▲ 冬芽のすぐしたが新しい葉痕、古い葉痕は崩れたように見える。
▲ 左の短枝には芽鱗痕が三カ所、だから三年分の葉痕。
今年も何枚もの葉がついていたのだろう、新しい葉痕が幾つも見える。
▲ 伸び続けた短枝には、何年かすれば長枝のように「翼」が生じる。
(2016.02.03 明石西公園)
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モミジバフウ(紅葉葉楓 アメリカフウ) フウ(マンサク)科フウ属 Liquidambar styraciflua
(2015.12.22 明石西公園)
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フウ・モミジバフウ 去年のモミジバフウ
モミジバフウって紅葉も綺麗ですね。
維管束は3個…葉痕の目鼻立ちも可愛らしいです。
一年ごとの積み重ねが見られる葉痕・・・
とても愛おしくなります。
長柄のゴツゴツした翼も格好良く素敵です。
モミジバフウはマンサク科でしたのですね。
ありがとうございます。
それでも手に負えないほどの数だし、カメラ向ける対象が一年通して
と言うことも増えました。
おかげで今まで以上に、花壇や鉢植えには興味が失せました。
売られている凝った名前の花にも興味が沸かないのは、
今相手にしているものだけで精一杯だからなのだと思っています。
モミジバフウなど、家庭向きでは決してないので安心?して撮っていられます。
そうそう、ブログに植物名や分類名を書くことは大事なことなのですが
特に分類名は学問の分野で幾つかの変遷もあったり、手法の違いで体系も変わりつつあるようです。
遺伝子レベルでの分類体系などまだまだ緒に就いたばかりでしょうが
公的な植物園や図鑑書籍などでは採用され始めています。
マンサク科だったものが、分離されてフウ科と言う新しい科名だ誕生しています。
かように面倒なのが植物分類体系ですのであまり深入りされませんように。