HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

ユウゼンギク

2006-08-17 | 夏 赤・桃色系

キク科シオン属 Aster novi-belgii
漢字で友禅菊だが、ニューヨーク アスターの別名を持つ外来園芸種。
様々な色の種類があるし、野生化しているものも多い。
似た花に、ネバリノギク

とにかく、シオンの仲間は、野生種、園芸種が入り乱れてややこしい。
おまけに、園芸種の逸出も普通だから、似たような花姿だけで名前を特定しようとしても、
「花屋ではこんな名前で売られている。」
と返ってくるのが普通だから、面倒極まりない。

この花は、白馬・和田野の森のペンションの庭にあったもの。
「宿根アスター」の販売用ラベルが刺してあった。
「宿根アスター」は花屋が便宜上つけている、キク科アスター属の宿根草に対しての総称、中にはシオン、コンギク、ユウゼンギク、クジャクアスター/クジャクソウ等などが含まれるのだから、この花にはユウゼンギクと付けてあげないといけない。

ペンションから数分、黒菱林道を歩いたところにはノコンギクが咲いていたから、自然のままの方がやはりここには似合っている気がした。
                                                                         (2006.08.10 和田野の森)
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