HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

イタチハギ(クロバナエンジュ) ⇒ シナサワグルミ

2016-01-09 | 木本 冬芽・葉痕

この場所でイタチハギを撮るとは思わなかった。
山道ではかなりの繁殖力で嫌われ者になっているのだけれど
河川敷に主幹が横倒しになったまま、次々と新しい枝を伸ばしている。
葉は全く付いていないし、木肌や葉痕は川の流れの反対側に育つセンダン似。

違うのは葉痕の上に冬芽が二つ。
主芽と副芽が葉痕の上に並んでいる。

(2016.01.09 明石川)


イタチハギの冬芽は裸芽。⇒ シナサワグルミも裸芽







葉痕はセンダン似だが、ハート形に近い。



水平に伸びているのは新しい枝になり、頂芽が付いている。





下が副芽、上が主芽。その上はかなり早くに伸びる。
主芽がしっかりと育てば副芽は用済みになる。







大雨の後の強い流れに主幹は倒されたようだ。
それでも何本もの枝を伸ばして育っている。

シナサワグルミ クルミ科シナサワグルミ属 Pterocaeya stenoptera 
イタチハギ(鼬萩)
マメ科イタチハギ属 Amorpha fruticosa
(2016.01.07 明石川)
【訂正】 イタチハギとしたが、やはり違っている気がしている。
確認出来るまでは未確認として掲出する。⇒ 確認出来たのでシナサワグルミとして掲出する。


イタチハギの花
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三年前のイタチハギ



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