ユウガギク(柚香菊) キク科シオン属(旧ヨメナ属) Aster iinumae(=Kalimeris pinnatifida)
名前は、柚子の香りのする菊だが、一度も感じたことは無い。
☆
ヨメナに似ているけれど、大ぶりで優雅、素朴さに欠ける気がする。
花は、淡い青紫色が殆ど。
花弁は長く、中には両端5センチ近いものも咲く。
秋草の小径では最大勢力のようにも見えるけれど、ノコンギクとは違って茎頂に一花なので、
ぱらぱらと咲いている雰囲気になる。
(2010.10.05 森林)
天津の森では、キンエノコロが周囲を囲んで輝いていた。
(2010.10.07 森林)
オオユウガギク(大柚香菊) キク科シオン属 Aster robustus
(2010.10.11 森林)
「野菊」の類は、見分けが面倒だ。一般的には痩果の冠毛が長いノコンギク(野紺菊/Aster ageratoides var. ovatus)、シロヨメナ(白嫁菜)、ユウガギク(柚香菊)などと、冠毛が短いヨメナ(嫁菜)、カントウヨメナ(関東嫁菜)などに大別される。
植物分類学的にそのような分類がされているだけだから、全部「「野に咲く菊=野菊」で良いのかも知れない。
栽培される菊も「家に咲く菊=家菊」で充分かも知れない。
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