サクラ ソメイヨシノ

サクラの開花予想の目安にされている桜。
どこ何でも植えられているし、一番見慣れた桜だろう。
だから、どこで撮っても同じだから、景色を、建物を背景にする。
その桜前線を追いかけて五月まで旅を続ける人を「花追人」と言うそうだ。

日本人の心の花、春を明るくする花。
褒め言葉が並び、ブログの中でも自慢の風景が並ぶだろう。
病室から桜が見える、そう言った弟が亡くなって五年目の桜の季節。
だから、今でも桜で浮かれることは余り無い。













オオシマザクラとエドヒガンの雑種起源、江戸・染井村で育成されたていたヤマザクラを「ソメイヨシノ」と命名した…、
その記述が図鑑などに載せられ、命名の定説になっている。
ヨシノは、奈良・吉野。漂泊の歌人・西行が愛でた吉野の桜は、ヤマザクラ。
「願わくは 花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月のころ」、の願いより一日遅く西行は没した。
やはり、日本人の心には桜は「心の花」なのだろう。








蜜を吸うために鳥が啄んだ花一輪。


夕方５時過ぎの桜、夕日に染まる。




(2010.03.28・30　大明石町)


























画像１３枚追加　(2010.04.02　明石)
















画像８枚追加　(2010.04.05　西神・田町)








ソメイヨシノ（染井吉野） バラ科サクラ属 Prunus × yedoensis
画像４枚追加　(2010.04.08　田町)
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