HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

キクニガナ

2009-09-01 | 夏 青色系

キクニガナ、菊苦菜、チコリ
薄青紫の菊のような花を咲かせる
薄青紫に着色したセイヨウタンポポという人もいる

私の頭の中では、サラダなどに使われるチコリとエンダイブが混乱していた
根株から出る芽を軟白栽培したものがチコリ、成長した葉がエンダイブと覚えていた
細長い擬宝珠形の白い葉菜を「チコリ(Chicory)」、縮緬状に縮れたサラダ菜は「アンディーブ(英語読みではエンダイブ↓)」

植物としては近縁だけれど別物、エンダイブは和名キクチシャ、ニガチシャ






キクニガナ(菊苦菜)
 キク科キクニガナ属 Cichorium intybus
キクチシャは、Cichorium endivia 同属だが葉が違っている
花軸(花のつく茎/花柄(花梗)はこの花軸から出て、花の基部に繋がっている)が伸びる点も
見た目の違いになっている


和名のキクニガナは、チコリ=アンディーブ(英語読みではエンダイブ)、
キクチシャ(ニガチシャ)は、エンダイブ=シコレ(英語読みではチコリ)
 私の混乱は知識不足そのものだけれど、英語とフランス語の違いからの混乱もあるそうだ
フランス料理では今でも白い葉菜はアンデイーブ、縮れたサラダ菜をシコレと呼ぶ
(2009.08.24 京都)
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2 コメント

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ありがとうございました (とんちゃん)
2011-07-06 16:01:41
英名 仏名 それぞれも聞いてみると面白いです!
花軸というんですね!キクチシャはこれがとっても特徴的でした。
同じような花が並んでいたので錯覚を起こしそうになりましたが茎を見れば一目瞭然でした。

今日は水元公園へ行ったのですがそこでなんと!チョウトンボが舞っていたのです!
全然止まることはなく飛びっぱなしなのでただただ見とれていました。
時間をかけて見ていたら飛び方に一定の癖というかリズムというか法則性がありました。
行ったり来たり その間にホバリング ということを繰り返していました。
これからフォトチャンネルの番外編2を拝見させていただきます!
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植物用語の幾つか (林の子)
2011-07-06 20:39:11
とんちゃん、こんばんは。
植物を専門にやっている人と会話していると面倒な区別もしないといけない…と、
思うのですが、断片だけ覚えても細かな基礎知識を持っていないといけないな、とも思います。
普通に言い慣れている雄しべ、雌しべも正しくは違う訳で、
萼片や苞に至っては構造そのものの理解から始めないといけないのでしょう。
それでも、気になった部分だけでも少しずつは理解したいと思いますね。
専門用語だから、と避けていては、ただのきれいな花をきれいな写真に撮るだけの趣味で終わってしまう…と、いつも思っています。

チョウトンボもそうですが、狭いテリトリーの巡回はやはり一定のリズムがあるのでしょうね。
ですから、追っかけずに同じ場所でじっとしていれば戻ってくる。
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