HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

セキショウモ(石菖藻)

2016-11-03 | 秋 白色系

藤沢からこちらに越して10年経った。
このセキショウモとのおつきあいはその翌年からだ。

何度撮っても同じものだけれど、この時期には「そろそろセキショウモ…」である。












浅い流れだから河床まで見える。
毎年水草は撤去されるのだけれど、直ぐに復活している。


点々と浮いているのは雌花、雄花は水中で花粉を出して流れに任せる。

受粉が終わった雌花は、長い花柄が螺旋状になって水中に引き込まれる。



水中に引き込まれている雌花、子房部分が茶色くなっている。







雌花の子房部分、種子が包まれている。







めしべは3個、先端部分が2裂する。

全身で、流れてくる花粉を受け止めやすいような構造。



セキショウモ(石菖藻)
 トチカガミ科セキショウモ属 Vallisneria natans
【セキショウモ覚え書き 再掲
流水に多く生育する多年草。
雌雄異株、雄花は成熟すると花柄が切れて、水面に浮いて花粉をだす。
雌花は水面で開花し花柱に花粉が付くと、花柄が螺旋状にねじれて子房を水中に引き込み結実する。
(2016.11.03 玉津町)
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去年のセキショウモ


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