誰も本気で撲滅を考えていない。
通報頼りだし、その情報さえも完全には生かされていない。
そこまで手が回りません…の声は、さすがに聞こえないけれど。
確かに、新聞掲載されて数日後にはきれいになった。
それだけで終わっている。
だから去年も今年も同じ場所に、同じようにロゼットが広がり花が咲き始めている。
株は小さいけれど二十本近くの花径が立っていた。
今日見つけた中では最も大きな蕾。
この記事を書いている時には開花しているだろう。
花が終わったもの、今日咲き終わったもの、明日以降に咲く蕾…
既に「手遅れ」になっている。
草むらになりつつある場所でもかなり目立つ花色だから、これからどんどん増える気配。
今はカラスノエンドウよりも草丈は低い。
この場所で一番大きな株。
この程度でも花を咲かせて種子を播く。
既に数十本の幼苗が育っている。
アツミゲシ(渥美罌粟) ケシ科ケシ属 Papaver setigerum
(2015.03.30 明石川)
☆
『今年も同じ場所に咲く。
楽しみにしている人はごく少数、私もその一人。
それを持ち帰って自宅で「麻薬精製」しようなどと考える人はきっといないだろう。
どれだけのアツミゲシが駆除されたのかは知らないけれど、
減っていないことだけはハッキリしている。
ヤバイですよ、こんな花を撮ったりしては…とご忠告メールまで頂いた。
警察に届けて怪訝な顔をされた事を思い出して苦笑しながら、
きっと今年もこの花の画像が撮れる…とほくそ笑んでいる。』
上の記事にさっそくメールが届いた。
今年も出て来ましたか、結局同じことになるのですねぇ~
その通り、徹底してやらない限り植物のしたたかさは人智を越えている。
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今年のロゼット
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