密かに憧れていた花である
今回の栂池行きでは、間違いなく咲いているミズバショウの群生と
殆ど見たことがないはずの高山の花たちのごく一部でも
女房殿に見せられたら、そう思っていた
私自身は、カメラには収めることは出来なかったけれど
殆どの花たちには何度も出会っている
それでも、幾つかは見逃した花がある
そのひとつが、このサンカヨウだった
高山の花ではなく、どちらかと言えば湿原の花
そのような場所に余り足を運ばなかったからだろう
だから今まで見たことのない花のひとつになっていた
初対面は、唐突と訪れた
ゴンドラを降りて、ロープウエイに急ぐ平坦な道
その脇に巨大なミズバショウを見付けた
花期の終わりの水芭蕉は気味悪いほどの大きさになっていた
その手前に、白い花が……
それがサンカヨウとの初めての対面になった
だから、自然園の中では出会うたびに撮ってしまうことになった
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濡れると透き通って見えますがそれがまた魅力的です。
ミツバオウレンも見られて収穫は充分でしたね。
雨の栂池もそれはそれでいいとしましょう。
次にまたいらっしゃいという事だそうですから次回のお楽しみですね。
そんな時間はとっくに無くなってる…、
そう思っていたけれど、何十年ぶりに
ふっと思いついて出掛けた栂池。
何十年経っても、変わらないものが幾つも
幾つもありました。
何度も足を運びながら、脳裏にしか残せなかった山の花。
有り余る時間、野の花と同じように、
山の花も追いかけたくなりました。