ウスベニアオイ、薄紅葵
そう呼ばれる事は少ないだろう
もっぱら、マロウ…である
そして必ず、ハーブです…と来る
須磨でも、ちっぽけだけれどハーブコーナーがありそこに咲いている
他にも幾つかのマロウがある為に、区別してコモンマロウと呼ぶことにしている
けれど、そう呼ぶ人も少ない
どのように呼んでも通じれば良いんじゃないですか…
そう言われて、それもそうだなと、最近は逆らわないことにしている
「ハーブ」と呼ぶ種類が多いから、育てる人も多い
ドクダミやゲンノショウコは、育てる…とは言わないそうだ
(2012.05.26 須磨)
☆
花殻を取るのは、果実をつけないため
そう説明しているのに、花殻と一緒に隣の蕾まで取ってしまう人が多い…そうだ
薔薇の花殻取りは、美観上の問題が第一義だけれど次の花を咲かせるためには必要なことだ
ボランティアさんたちが摘み取っている横で、捨てるのですか、だったら頂けません?
の声は毎度毎度のことになっている
一人が二人、二人が四人…と言うことになる
ウスベニアオイ、コモンマロウもすぐに果実が出来てしまうから
花殻は花柄から摘み取る
これは捨てずに、白湯に浮かべるときれいな青色になる
時間が経てば薄水色、レモンを垂らすと桃色…
ウスベニアオイ(薄紅葵) アオイ目アオイ科ゼニアオイ属 Malva sylvestris
ウスベニタチアオイ(薄紅立葵)Althaea officinalis
(2012.05.28 須磨)
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去年のウスベニアオイ 京都のマーシュ・マロウ 今年のゼニアオイ
ウスベニアオイはコモンマロウ。
こいもは、果実も素敵だな~と思います。
今から果実も楽しみにしています。
でも、お花を摘み取って白湯に浮かべると、
綺麗な青色に・時間が経てば薄水色・レモンを垂らすと桃色になるのですね。
こちらも、と~っても素敵ですね。
果実が出来てしまうと、草の場合は株が弱るので花だけ鑑賞して
花殻摘みをすることも種類によっては必要なことです。
果実が出来て次の繁殖用に種子を作るエネルギーは大きいので
幾つかは適当に摘んでしまう方が良い場合が多いですから。
このウスベニアオイ、花殻で少し楽しめるので一石二鳥?です。