うまく撮れないんですけどねぇ~と言われたら
花の画像を撮る時にはその花の何を狙うかですね…
ただ漫然と撮っていては「花の写真」になってしまうと良く話しをする
こんなに混み合ったちいさな花では、どこに焦点が合うのか解らない…と良く聞く
撮りたいものに焦点が合わないのは、撮りたいものが曖昧になっているからか
カメラの性能、仕様に撮りたいものがそぐわないかだと思う
カメラ技術云々を説く方も多いけれど、撮りたいものが定まっていないからだと思っている
花のしべなのか、花なのか、ノブドウの全体なのかで
カメラを持つ位置も、焦点合わせる場所も違ってくる
近景から遠景までを一つのカメラで撮れるようになった時代
やはり腕の問題など殆どカメラがカバーしてくれるのだから
あとは、どう撮りたいのかという気持ちと、画像として取り込んだときのセンス
次々と目の前に現れるものをはいパチリ…で気に入った画像になる筈もないし
あとでパソコンに取り込んで補正すれば良い…と考えながらでは
カメラの仕様など覚えられる筈もない
白のアガパンサスを撮っていたら横の駐車場のフェンスに絡まったノブドウが揺れている
風も無いのに…と気になって動いている蔓を辿ったら、蟻の大集団
こんな時は、いつでも撮れるアガパンサスは止めにして、ノブドウの蟻を撮る
ノブドウの果実はまだ先のことだから今日は蟻…、変わり身の速さも時には必要だ
花を撮る人が、おしなべて昆虫も撮るとは限らないけれど
ノブドウ(野葡萄)ブドウ科ノブドウ属 Ampelopsis glandulosa var. heterophylla
(2012.07.09 大道町)
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