ハシカンボク

ハシカンボク　ノボタン科ブレディア属　Bredia hirsuta
九州・奄美、沖縄に自生するノボタン。
漢字では、波志干木と書かれる。
これは、自生種ではなく園芸種。

鎌倉・収玄寺では「ヒメノボタン」と書かれた、
園芸店プレートが付けられていた花。

大船温室では、ノボタン科の仲間たちが何時も咲いていた。
オレンジ一色の、メディニラ・スコルタキニー（Medinilla scortechinii）
ピンクの小粒、メディニラ・スペキオーサ（Medinilla speciosa）
よく似た、メディニラ・ミリアンタ（Medinilla miriantha）
少し大きめの、ヘテロケントロン・エレガンス（Heterocentron elegans）
これは、園芸店で姫野牡丹として売られている花
もう一つ、メキシコノボタン（Centradenia inaequilateralis）は枝垂野牡丹の和名を付けられた花
巨大なビンク、メディニラ・マグニフィカ（Medinilla magnifica）など。

（2006.11.22　上の丸）
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普通に「ノボタン」と言えば、シコンノボタンを指すようだが
ノボタン（Melastoma candidum）は、沖縄から東南アジア原産でシベは黄色
シコンノボタン（紫紺野牡丹／Tibouchina urvilleana）のシベは紫色で
特異なシベを蜘蛛に見立てて「スパイダーフラワー」の別名
その園芸種の「コートダジュール／Tibouchina urvilleana cv. Cote d'Asu」のシベは白色
「リトルエンジェル／Tibouchina urvilleana cv. Little Angel」はサンショクノボタンとも呼ばれるように
咲き進むに連れて花弁の色が変わってゆく。
【追加】　ブータン・ノボタン（Osbeckia nepalensis）