花壇などに栽培されているものと、野原に咲いているものの区別をするときに
「本物の…」と区別した言い回しをする事がある
花壇の花=園芸用に作り出されたもの の図式がどこかにあるからだ
確かに「作り物」は好きにはなれないけれど、
かと言って本物の…と但し書きまでは要らない
花壇にも野の花は植えられているだろうし
野辺にも作り物だった花が逃げ出して咲いている
花壇の花をヘメロカリスと呼び、野の花をノカンゾウと呼ぶ…
この区別が良くないと言うことだ
園芸趣味ではそのような区別をしないことだ
この花はノカンゾウ、本物でも偽物でもない
花壇に咲いていないだけのこと
(2012.07.15 大道町)
センニンソウの蔓が伸び始めている
石垣の上の方では花が咲き始めている
(2012.08.04 明石公園)
(2012.08.20 須磨離宮公園)
☆
ここにはノカンゾウが咲いていた
だからノカンゾウの果実だと思う
(2012.09.14 松江)
☆
このノカンゾウは、花壇に植えられているノカンゾウ
本物だと思う
(2012.09.19 須磨離宮公園)
ノカンゾウ(野萱草)ワスレグサ科(←ユリ科)ワスレグサ属 Hemerocallis fulva var. longituba
ヘメロカリスは、APG分類体系ではユリ科からワスレグサ科として分離された。
【参考資料/大場秀章編著「植物分類表」アボック社刊】
(2012.10.02 須磨離宮公園)
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去年のノカンゾウ 去年のヘメロカリス・
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