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年の瀬近く、吹く風が冷たくなり、クリスマスも終わった。
雪片が舞いそうな冷たさだけれど、日だまりはまだ暖かい。
猛暑、その印象だけが強い、何となく活気のない一年だった。
明ければ卯年。
昭和26年生まれが還暦を迎える年になる。
花を撮り始めて毎年、干支の名前をつけられた花を年賀はがきに使っている。
ウサギで思いついたのは四種。
ウサギゴケ タヌキモ科タヌキモ属 Utricularia sandersonii
ウサギギク(兎菊) キク科ウサギギク属 Arnica unalascensis var. tschonoskyi
ウサギアオイ(兎葵・トキ) アオイ科ゼニアオイ属 Malva parviflora
アキノノゲシ(秋の野芥子、秋の野罌粟) キク科アキノノゲシ属 Lactuca indica var. laciniata
別名にウサギグサ、チチクサ
(2010.12.26)
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こんにちは、
いやー、驚きました。
早速、検索をかけてみました。
もっと、そっくりなのも、ありました。
びっくり、もうー、本当に、ウサギそっくりですね。
世の中、奇跡的なことって、あるんですね。
そう思ってみるからと思って何度も見直しましたが。やっぱりうさぎです
インドネシアの蘭で、昆虫に似ている物は、よく紹介されていますが、あれは、生き伸びるためのもの、これは、どんな意味があるのかと考え込んでしまいました。
それにしても、これだから植物の世界は楽しい!!と思いました。
その年にちなんだ花の賀状なんてすてき!
卯年だったらこのウサギゴケはとってもいいと思いました。
小さくて可愛いウサギゴケですがここまできれいに撮るのは至難の技だと感激しました。
ほかの候補も中々のパワーがあります!
藤沢時代、湿性植物の話をしていた時、食虫植物の展示をする…と言って見せてくれたのが最初でした。
タヌキモ類などは知ってはいましたが、これもその仲間です…と教わりました。
適当な和名がないので「ウサギゴケ」とつけられたのでしょうね。
仲間には「クリオネ」と名付けられているミミカキグサもあります。↓
http://hayashi-no-ko.blogzine.jp/photos/200607c/0418.html
ただ、地中に捕虫囊を持つものなので、何のための花?と思ってしまいます。
その時、モウセンゴケ類にも花が咲くことを教わりました。
役に立つかどうか別にして確かに、植物は花が咲くのです。
藤沢時代に大船植物園の園長と懇意にさせて頂いたお陰で、
実に多くの植物園との関わりも持てました。
この「ウサギギク」も、たまたま会話の中でモウセンゴケの花の話になった時に、
タヌキモの仲間も面白い花を咲かせるのですよ…と、
食虫植物展示をする前に、鉢植え栽培されているものを見せて頂きました。
ですから、栂池ではモウセンゴケの花を探したものです。
愉快ですよね、名前は余り好きにはなれないのですが、
親しみ込めて愛称で呼ばれれば、馴染んで貰える…と思いました。
苦労はしますが、水管理さえしっかりやれば戸外でも充分育つようです。