一昨年10月,リビアのカダフィ大佐が反体制派に殺害されたときに,この地域の
将来を心配して書いていた.
http://blog.goo.ne.jp/admin/editentry?eid=c697274349ede1621b83469a8419582b
今回のアルジェリアのテロの情報が明らかになりつつあるが,テロリストの武器に
リビアの崩壊によって溢れたものが流れているようだ.テロリストにリビアの
カダフィ体制に雇われていた傭兵が含まれていた可能性も高いと言われている.
リビアの崩壊にはNATOが関与していた.皮肉なものだ.
イスラム社会はどうも民主主義にはなじまないように思う.独裁体制が崩れた
あとは「混沌」とした世界が待っているのが現実のようだ.
ムバラク大統領失脚後のエジプトもいまだに国としてまとめられない.
リビアも部族・都市間の対立が強く,国家としてまとめられる状況ではない.
今アルジェリアの南のマリにフランスが軍事介入しているが,果たしてこの結果が
どうなるか.さらに世界中にテロをまき散らすことになるかもしれない.
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