上総のRobin

Robinの写真日記

師走・枯れ野を走る

2017年12月17日 | 鉄道写真

久し振りに新しいカメラを買いました。
今回は、NIKON D850。世の中ミラーレスがトレンドのようですが、やはり私は一眼レフ世代。
愚直に磨き上げた感じが良いです。
納品は3月と言われましたが、一週間もせずに来た!(笑)
他所の店の在庫を回してもらったとのこと。(キャッシュフロー大事だよね)

早速、試し撮りにいすみ鉄道へ。
最初は、日の出直後の風景から。本当は日の出前の曙な景色が良いのですが、休日の下り始発は7時前と遅いのが残念。
唯一、太平洋を望める丘(許可を得て撮影)へ。朝は雲が広がることが多いですが、今回もやっぱり・・・。
Nikonのデジタル一眼は5台目、高を括って初期設定のまま持ち出したのが悪かった。Rawの設定を誤り画像サイズをS(小さい)、圧縮設定で撮ってしまいました。
ということで、今回は、4600万画素の実力を見ることができませんでしたが、明らかに緻密感があり、その片鱗は伺えたかなと思います。
ピクチャコントロールにAutoというのが付いたのですね。私は長い間の慣わしで、諧調重視でスタンダードで撮っていますが、そういう必要も無くなったのでしょうか。そもそもRawで撮っているのですから後でなんとでもなるわけです。


いすみ鉄道 西大原-上総東   NikonD850 AF-S Nikkor 70-200mm f4G  ED VR 1/500 f8  △0.3 ISO800 WB Auto Raw

久し振りに国吉駅に立ち寄りました。朝早いので売店はまだやっていない。駅猫さんのお迎えを受ける。
朝日に輝く枯れ尾花を入れて撮りました。ナノクリなのにいつも盛大に癖のあるゴーストが出てしまう・・・


いすみ鉄道 国吉で Nikon D850 AF-S Nikkor 24-120mm f4G ED VR  1/400 f16 △0.7 ISO400 WB Auto Raw

この後は定番の築堤へ。今日は誰もいません。
D850にして一番気になっていたのは、古い広角ズームが使えるか、ということでした。特に周辺の画質です。
ちょっと眠い感じもします。この画素数に対し明らかにスペック不足な感じです。
むしろ、広角は手持ち撮影が多いのでブレに注意が必要ですね。少し使い込んで考えることにしました。
裏面照射のCMOSの実力も見極めたいですね。


いすみ鉄道 国吉-上総中川  NikonD850 AF Zoomnikkor 18-35mm f3.5-4.5 D 1/500 f11 △0.3 ISO100 WB Auto Raw

ここ数年の高感度、高画素化の進歩は目覚ましいものがあります。いままでこれは・・・というものがどんどん身近に。
写真の撮り方もフィルムとはまったく違ったものになっています。
歳をとってきて、機材の軽量化を進めてきました。
小型化、軽量化もミラーレスの普及とともに進みましたが、やはり一眼レフで撮ってきた世代ですから、良いファインダーのカメラは魅力でした。
フィルムが電子乾板とも言うべき撮像素子に変わり、カメラと一体化してしまい。その進化につれてどんどん買い替えるこれは如何なものでしょう。
D850はいままでの一眼レフとデジタルの進化を集大成したような感じですので、いままでのカメラよりは長く使えるかと思います。
男子にとって、道具というものは特別な意味合いがあると思っています。
ちょっと重いが、見えの良いファインダー、切れの良いシャッター、優れた電子乾板、新たな意欲を自分にくれる「愛機」となることを期待しております。

アルバムを更新しました。 上総の花道-枯れ野を走るNIKON IMAGESPACEへ