上総ローカル鉄道情景集に新作を追加しました。
【2008年1月・2月・3月－寒暖の移ろい】
今年の冬は中盤で寒かったです。枯野から花咲く里の景色へ。毎月でかけました。「春待ち」のこの季節の移ろいが、もしかしたら一番味わい深いのかも知れないと思う次第です。
昨日、細君と久しぶりに浅草をぶらついてきました。浅草寺の境内では、もうかなり桜が咲いていました。また、桜の季節ですね。
3月1日、2日と33年ぶりに米坂線を訪れました。
キハ５２といった、国鉄時代の古い気動車が走る路線は、豪雪・山越えの米坂線と大糸線だけになってしまいました。米坂線の冬景色をいれて撮れるのもこの冬でおしまいの可能性が高いです。
思えば、米坂線の９６００を見に来て嵌った鉄道写真の撮影の旅。四半世紀ぶりに復活させてみたものの、つねに終わりを迎えるものを追いかけることに変わりなく、皮肉な道楽だとつくづく思う次第です。
昔降りた手ノ子駅、記憶がまったく一致しません。汽車しか見ていなかったといえばそれまでですが、あれから３０数年、道も別物、だいいち車で撮影とは・・・。つくづく・・・。
それにしても、古兵のキハも、私も、よくやってきた。頑張ってきたな、おい。
朝、頭上で雲雀の囀りが。一気に春めいてきました。先週花壇に顔を出したカタクリが、この週末、花を開いていました。サクランボの花も咲き始めました。
実は、?の初めに雪の米坂線へ行ってまいりました。雪壁の続く中、春近しの気配を感じて帰ってきたのですが、相変わらずの忙しさに、作品をアップする前にこの陽気です。冬の上総も撮ってました。梅が咲いたよ。喜んでいるうちに辛夷が咲きだし、桜も近し。なんだ、秋の二の舞だね。（汗） 春は忙しい。そして今年も・・・。
