ぬかが和子の想い

区議会議員ぬかがかずこ(額賀和子)の日々の活動や出来事、感じたことを綴るページ

公園トイレがなくなる!

2015年05月07日 | 日記
 現在区内には330カ所の公園トイレがあります。しかし足立区は、これを200カ所に減らす、という計画を昨年度に出しました。
 この地域で廃止計画が明らかになったトイレは
青井駅周辺
・弘道1丁目公園
・弘道第2公園
・青井東公園
・青和憩いの森公園
・弘道1丁目ふれあい児童公園
・五反野公園

竹ノ塚駅周辺
・六月やすらぎ公園
・新六月公園
・六月1丁目公園
・島根北厨子公園
・栗原町公園
・保木間公園 です。

 地域の方々から怒りの声がわき起こりました。 他の地域では、町会長さんからも要求が次々出ました。
何十年もこの公園でお祭りをやってきた。トイレは絶対必要です。廃止は納得できない。
園庭のない保育園が増えている。園児の散歩はどうするのか。
小学校の子どもたちも、ランニングで使っている。
私はトイレの位置を考えて散歩コースを決めている。これでは散歩できなくなる。
足立区は区民の声を聞いて欲しい。
廃止するのではなく、清潔なトイレを増やして欲しい。
トイレは高齢者にとっては人間の尊厳に関わる問題だ。

 栗原地域の方々が中心になり、「公園トイレの存続を求める請願」が出され、地域の皆さんから数千筆の署名が区議会に寄せられました。

 私は、トイレの存続を求め、区議会予算委員会で質問しました。

ぬかが=竹の塚・六月・栗原エリアは12カ所を6カ所に減らすと言い、すでに2カ所のトイレは解体した。これから廃止する予定の栗原町公園近くには、小規模保育園・認証保育園・保育ママなど沢山の子どもたちが利用し、学校のマラソン大会も行われている。トイレを延命し、是非存続して欲しい
区答弁=これからも20年以上使えるので(延命して)使います。
ぬかが=新六月公園(パール・都住前)は利用する方が多く、きれいな公園です。署名の中で「無くなったら衛生上大変」という声が多い。
区答弁=老朽化しているが、公衆衛生を保障します。10年は使います。

 ぬかが和子区議は、他の地域のトイレについても、住民の声を聞き、一つ一つ質問しました。
 その結果、区内合計4カ所のトイレについて「延命や立て替えで存続する」となり、廃止した所も「祭りなどの場合、仮設トイレで対応」など回答を得ました。
 そして「公園トイレの存続を求める請願」は区議会で「継続審議」「審議未了廃案」となりました。再度審議に向けて、皆さんのお力が再び必要となります。トイレ廃止は「決まった」問題ではありません。

 区民の安心・健康などを守るのが、区本来の役割の筈です。公園トイレ維持費は330カ所で年間1億円です。これは区民生活に直接結びついた問題であり、廃止や仮設ではなく、拡充こそ必要です。

ためこんだ積立金は1190億円弱。
足立区にないのは「お金」ではなく、区民のくらしをまっすぐに応援する心ではないでしょうか
このお金の使い方を変えるため、がんばります。

公園トイレ特集のニュースを掲載しますのでぜひお読みください