ぬかが和子の想い

区議会議員ぬかがかずこ(額賀和子)の日々の活動や出来事、感じたことを綴るページ

ワクチンが来ません!

2021年03月30日 | 活動報告

足立区医師会の「ワクチン学習会」に参加。医療関係者対象の具体的な説明会でしたが、区議も参加していいとのことで、区議団全員で参加しました。

テレビでは、盛んにワクチン接種の画面が放映されていますが、足立区にはまだ来ていません!驚いたことに、先行接種するという、医療従事者。足立区の医療従事者分も3月には全く来なかったそうです。

高齢者への接種券の送付も延期に。来月後半になるそうです。

「ワクチン頼みではダメ」「変異株のスピードに追い付けない」と私たちが指摘してきたことが、いよいよ現実に。


不幸な猫をなくしたい

2021年03月24日 | 活動報告

地域猫の会が中心に行っているTNR活動。

今年は、新型コロナの影響で庁舎前の譲渡会が行えず、庁舎1F(アトリウム)での展示のみが行われました。

猫の保護活動にもかかわりがあり、自らも保護猫など5匹を家族にしている足立の共産党区議の質問がみのり、庁舎前で大規模な譲渡会が行われていたので、残念です。

今年に入って、立て続けに病気の飼い猫を「処分してください」と保健所前に置き去りにすることが、相次いでいるそうです。現在保健所では処分はしていないので、「会」の方が看取ってあげたそうです。

コロナ禍は、ペットにも影響を及ぼしています。「弱いもの」が影響を受けるは、動物も同じだと実感。「医者に行き、面倒を見てきましたが、もう経済的に限界なので」と共通して書かれていたそうです。手放すときにどんな気持ちだったのでしょうか。

他党の質問で「野良猫」「野良猫」と本会議で連発している方がいましたが、私はものすごく違和感を感じました。「飼い主のいない不幸な猫」とみないで「野良猫」というのもどうなのでしょうか。


現場の英知がつまった障害者の生活支援施設が誕生

2021年03月23日 | 活動報告

3月18日、新しく誕生した障害者の生活支援施設の内覧会に参加。身体に麻痺などの機能障害への対応だけでなく、重度化にも対応。知的障害も併せ持つ方への配慮も満載でした。現場の英知が生きた施設はすごい!と感じたので、紹介したいと思います。

肢体不自由児者父母の会から発展した社会福祉法人あいのわ福祉会の「花畑あかしあ園」です。

施設の外側の避難スロープの傾斜は緩やかで、車いすでも安心できます。

1階は、地域交流スペースにもなり、登録して借りることもできます。通常は、カフェになり、通所する障害児者と職員が運営。職業体験・授産事業にもなります。

厨房スペース、カウンターも車いすで利用できる高さ。これぞ「合理的配慮」。みんなに優しいキッチンでした。

災害時の避難施設としても機能も備えており、備蓄倉庫も十分なスペース。二次避難所(福祉避難所)になります。

4階は、比較的軽度の肢体不自由児者が通う施設です。机は麻痺の状況に合わせてフレキシブルに形を組み合わせることができます。ちなみに職員の椅子は、移動しやすいようにキャスター付きでした。

おそらく区内初、23区でも数少ないスヌーズレン室。

スヌーズレン (Snoezelen) とは、重度知的障害者を魅了する感覚刺激空間を用いて彼らにとって最適な余暇やリラクゼーション活動を提供する実践であり、またそのプロセスを通して構築されてきた理念です。スヌーズレンという用語は、オランダ語でスヌッフレン「クンクン匂いを嗅ぐ」、ドゥースレン「うとうとする」という用語を組み合わせた造語で、外界を探索することや心地よくまどろむ状態を示すものです。

  光をいれず、リラックスできる専門の部屋が誕生しました。「こういう部屋が強度行動障害の方も、パニックになった方も落ち着けるね」と参加者で語っていました。

もう一つ、現場職員の英知が生きているのがこのリフト。今までトイレに行くときなどは、職員が二人がかりで、車いすに乗せ、車いすからトイレに移動していたそうです。通所者1日に数回トイレに行くので、とても重視したとのこと。通常のリフトは電動ですが、電動だとかえって使いにくいとのことで、手動にこだわったとのことでした。後ろには、座位が保てない方などの場所(実際にはマットも敷く)。

乗り心地を心配しましたが、ゆりかごのようだそうです。ここからレールが鉄道のように天井にあり、ポイント切り替えも行いながら個室のトイレに直接行きます。

障害児者に優しい施設は、誰にでも優しい施設でした。

 


文教大学あだちキャンパス開校記念式典

2021年03月22日 | 活動報告

文教大学あだちキャンパスが4月1日から開校します。学部は経営学部と国際学部です。これに先立ち、記念式典が行われ、参加してきました。今まで区内の大学開校にあたり、内覧会はありましたが、記念式典に来賓招待を頂いたのは初めてでした。「地域に開かれた大学にしたい」の気持ちのこもった式典でした。

理事長の野島先生は、私が学生だった時には人間科学部の教授でした。

これに先立ち内覧会が行われました。

外壁のない、開放的なキャンパス。文教大学が来てくれると決まった時から「金町の理科大のように街に溶け込んだ大学に」と私は求めていました。実現して嬉しいです。

広い図書館。地域の方も登録して利用できます。

 

コモンスペースが素晴らしい!学生が授業の合間とか、だんらんをするスペースです。他の大学でもあるそうですが、別棟だと利用されない傾向が強く、文教大では、何と講義室の廊下がオシャレなコモンスペースになっていました。

 

以上、すべてコモンスペースです。

他にもカフェテラスや食堂も地域の方が利用できます。

今までの区内の大学にない「地域に開かれた大学」。実は私の母校でして、自分のことのように誇らしく思いました。

式典でも内覧会でも多くの議員や幹部職員から「感無量ですよね」と声をかけていただきました。

最寄り駅の谷塚駅(埼玉県)と結ぶ人道橋。花畑と瀬崎の地名から「花瀬橋」ときまりました。

400名以上入れる講堂。越谷キャンパスにはありませんでした。

体育館もバドミントン4面コートをとれる広さでした。


1年ぶりの墓参り

2021年03月21日 | 日記

一年ぶりに、父の眠る文京区の慈照院に墓参りに行きました。新型コロナの影響で控えていましたが、90才の母を車に乗せて。

折しも、我が家の小さな花壇には、手入れもしていないのに、父が植えた水仙が満開に。父が動けるときにした最後の作業でした。亡き父の「生きた証」が今も生き続いていると、花を見ながら実感しています。

お彼岸中日の20日は、午前10時半~公務だったので、朝一番で弾丸墓参りでした


新型コロナの封じ込めへ 緊急申し入れをしました

2021年03月20日 | 新型コロナ

緊急事態宣言が解除されます。その理由が要は「今のまま続けても抑えられないから」という最悪の理由です。

これに先立ち、3月17日に区長に緊急申し入れを行いました。

【内容】

足立区長 近藤やよい様

コロナ封じ込めのための緊急要請

2021年3月17日   

日本共産党足立区議団

1都3県の緊急事態宣言が再延長されていますが、感染の下げ止まりが顕著であり、感染再拡大 (リバウンド)の危険もはらむ緊迫した状況が続いています。とくに、この間、感染者に占める高齢者の割合が高止まりし、病床の逼迫と死者数の増加が続いていることは重大です。感染力の強い変異株の流行も重大な懸念要素です。ワクチンはコロナ収束にむけた有力な手段ですが、順調に進んでも、社会全体で効果が表れるには一定の時間を要するとされ、ワクチン頼みになってはなりません。

感染に占める高齢者の割合が高止まりで病床の逼迫 と死者数の増加が続いていることは重大です。感染力の強い変異株の流行も重大な懸念要素です。

とりわけ足立区では、3月にも医療機関関係者でさえ誰一人ワクチン接種を受けることができず、4月の集団接種も延期になり、今後の目途もついていない中、ワクチン接種が変異株の流行に追い付かない可能性が高まっています。

現状を打開するため、あらゆる手立てをとることが必要ですが、なかでも、無症状感染者を発見・保護するためのPCR等検査を抜本的に拡充することは急務です。

こうしたもと政府方針で高齢者施設に対する社会的検査とともに、無症状者に焦点をあてた「幅広いPCR検査」(モニタリング検査)の実施を明記したことは一歩前進ですが、 「1日1万件程度 をめざす」とするなど、規模が極めて小さいなどの問題があったため、日本共産党は西村厚生労働大臣に緊急要請を行い、大臣も前向きな対応を約束しました。

「感染拡大の予兆や感染源を早期に探知」のために、感染を封じ込めるため、文字通りの大規模検査の実施に舵を切ることがどうしても必要です。

全国で実施されているPCR検査数は、 1月半ばの1日9万件から、現在、半分程度にまで減少しています。足立区でも1月の週3869件から、3月の週1826件と半数以下に減少しています。これまでも新規感染者数の減少にともなって検査数を減らしてしまったことが、次の感染拡大の波を招く―因となりました。そうした悪循環を繰り返してはなりません。新規感染者数が減少し、検査能力に余裕ができている今こそ、コロナ封じ込めのための大規模検査を行うべきです。

足立区におかれましては、国や都の施策待ちにならず、ただちに積極的な対策をすすめていただきたく、以下緊急に要請するものです。

1、他区よりも遅れている検査をただちに

(1)足立区はやっと今になって「一人感染者が出たらローラー作戦」の実施に言明しましたが、これを明確に周知することをただちに実施していただきたい。

(2)無症状の高齢者への検査助成を表明しましたが、ただちに実施をはかることと共に、基礎疾患を有する若・中年者への支援の実施をしていただきたい。

2、社会的検査を頻回・定期的に

(1)この間、足立区でも高齢者施設・医療機関でのクラスターが相次いで発生し、感染を下げ止まらせる一番の要因となっています。政府は、「高齢者施設職員に対する定期的検査」を打ち出していますが、足立区での検査数はこれに遠く及びません。また「社会的検査を定期的・頻回に行うこと」について、区は拒否しています。

国もわが党の申し入れに「まずは3月末までに検査を実施するが、その後も、頻回・定期的にという専門家の意見もあり、頻回で行いたい」と表明しています。

「体制がない」と拒否するのではなく、実施する立場でとりくんでいただきたい。

(2)高齢者施設とともに医療機関、障害福祉施設に対しても、職員への検査を頻回・定期的に行い、検査対象を入院患者・入所者等にも広げていただきたい。学校・保育園等についても、同様の措置を広げ感染防御をはかっていただきたい。

(3)すべて各自治体の「計画」任せで、検査の着実な実施に、国が責任を負っていないことは大きな問題です。感染者数の下げ止まりを打開し、高齢者のいのちと医療体制 を守るために、政府が、自治体任せでなく自ら目標と計画を持ち、初めから全額国庫負担で、高齢者施設等の防御に責任を果たすよう求めていただきたい。

3、モニタリング検査の大規模な実施で感染封じ込めを

国が設定する全国で「1日 1万件」というモニタリング検査の規模は、あまりに少なすぎます。かりに、政府 が対象地域 としている13都道府県で実施した場合、検査数は 1県当たり1日 1000件未満に過ぎず、これでは「感染拡大の予兆」「感染源」の早期探知など到底おぼつきません。わが党の申し入れに「当面 『1日 1万回』だがその後も増やしていきたい」と答えており、モニタリング検査を「1日10万」の桁で文字通り大規模に行い、感染封じ込めをはかることを国に求めるとともに、区としても民間検査機関への委託で、医療機関や保健所の負担を増やさず検査数を大幅に増やしていただきたい。

4、変異株の疑いを確認する検査割合を大幅に引き上げること

感染力が強いとされる変異株の感染事例、クラスターの発生が、各地で報告されています。国は、全陽性者の 5~10%の検体を目途に、変異株の疑いを確認する PCR検査を行う方針をとっていますが、専門家からもこれでは不十分だとの指摘がなされています。更に、東京の変異株の検査実施率は、新規感染者の僅か3%です。(3/11報道)3月に神戸市が独自に新規陽性者の69%に変異株の有無を調べるPCR検査とゲノム解析を行ったところ、39%の検体から変異株が検出されたこととは大きな違いです。

国も「変異株の検査割合をできるだけ引き上げていく」と答えています。変異株による第4波の危険が指摘されており、変異株の疑いを確認する PCR検査の実施割合を、神戸市が行っているような水準まで大幅に引き上げ、変異株感染患者の早期探知と感染状況の把握を急ぐよう東京都に強く求めていただきたい。

以 上


防災備蓄用 生理用品の配布実現!

2021年03月19日 | お知らせ

文書質問→直後に区長から返答→翌日実現!

コロナ禍で、金銭的な理由等により生理用品を購入できない女性を支援するため、防災備蓄用の生理用品の配布が実現しました!

〇配布場所 ①足立区役所7階「702会議室」 ②男女参画プラザ(Lソフィア内)

〇配布日時 3月22日(月)~26日(金)まで 午前10時~12時 午後13時~17時

〇配布内容 生理用ナプキン 1パック(昼用28枚・夜用15枚)/本人証明等は必要なし

 ※豊島区のように、声に出さないで受け取れるようになります!

〇区立小中学校でも配布へ

 「校内備蓄品を活用した区立小中学校の児童・生徒への配布について、教育委員会と協議・検討」とのこと。部長に話を聞くと、区は「各学校でネグレクトと思われるお子さんに手渡す」ことを検討とのこと。私は「それは良いけど、学校トイレにも置いてほしい。忘れた子も、そうでない子も、さりげなく自然に使えるようにしてほしい」と。部長が「良いアイデアをもらった」と検討してくれることになりました。

3月17日に文書質問を提出しました

【質問内容】

 「生理の貧困」は、欧米でホームレスや貧困層の女性が、生理用品を買えない事実が可視化される中、2019年から急激に起きたムーブメントで、世界各国で広がっている。日本でも経済的な理由で生理用品の購入にハードルがある「生理の貧困」への支援が広がりつつある。この1年間で経済的な理由で生理用品の購入に苦労した若者は5人に1人(20.1%)にのぼることが分かり、この調査団体は「健康に関わるものを、節約のために不衛生な状態で使い続けている人がいるなど、この問題を社会でもっと認知して、生理で困っている人の環境を整える必要があると思います」と訴えている。豊島区では防災備蓄品の入れ替えを兼ねて2月から4か所で、カウンターに置いてあるカードを提示すると、言葉に出さなくても生理用品が無料で受け取れるようにした。足立区でも同様の取り組みを行う考えはないか。

【その日に区長から回答】

「来週実施しようと思います」と。後で伺うと、「23区でもムーブメントが起きている中、唯一の女性区長の足立区が動かないわけにはいかない。スピーディに」と考えたようです。

【翌日に実現】

そして上記の内容で翌日に実現しました。周知はHPと、ひとり親家庭用の「豆の木mail」で行うそうです。

誰でも貰えます。このことが必要な方々に届きますように。