ぬかが和子の想い

区議会議員ぬかがかずこ(額賀和子)の日々の活動や出来事、感じたことを綴るページ

西新井駅西口 ついにエスカレーター実現!

2022年10月07日 | 活動報告

 9月24日、ついに西新井駅西口にエスカレーターが実現し、多くの方から「楽になった」と声が寄せられています。30年来求め、かつては多くの署名を東武本社に届けたりしてきました。本当によかったと思います。

エスカレーター実現までの道のり
●1990年 共産党の国会議員・運輸委員(当時)とともに、東武本社交渉で、エスカレーターの設置を強く求める(ぬかが区議は当時都議秘書として求める)
●東武は「駅の階段に構造的な課題があり困難」との回答を繰り返す
●東武線各駅でバリアフリー化がすすみ「西新井駅が取り残される」状態に。
 ※2000年~区議会では、共産党(ぬかが)をはじめ、各党がエスカレーター設置やバリアフリーを求める
●2004年 バリアフリー化として、駅東口、駅構内からホームへのエレベーター計4基設置。当時の区長(自民・公明が与党)が「これでバリアフリー化は完了」と宣言。
●これ以降各党はエスカレーター設置を求める発言をしなくなった。
●2011年 ぬかが区議はあきらめずに本会議代表質問で「まちづくりもすすみ、乗降客も増えている、東武線の主要駅で唯一東西が分断される駅になる。せめて少しでも快適に通行できるようエスカレーター設置を」と求め「今後の駅前広場の拡幅と合わせてエスカレーターを整備する」と答弁。区政史上初めて「エスカレーター設置」答弁を引き出す
●その後各党がエスカレーター設置の後追い質問を行う
●当初は元の駅出入口にエスカレーターをつける予定で説明会を開催。
●2018年~ 東武の所有する駅ビルが耐震基準を満たさないとのことで、ビルを突如閉鎖。
●2019~駅ビルの改善を強く求める。
駅ビルを解体するにあたり、仮設出入口段階から区が支援してエスカレーター等を設置することに。
●2022年9月 エスカレーター・大型エレベーター・屋根付きの出入口実現

今後西新井駅西口はどうなるの?
今年4月:足立区が駅前交通広場の事業認可獲得
 駅前交通広場の拡幅へむけてスタート。区有地(現在はタイムズのコインパーキング)を活用し、安全な通行、そして全てのバス停が駅交通広場に発着できるようにする予定
令和4年~:東武が駅ビルの解体
令和5年:区が駅交通広場の基本設計・詳細設計。
 ※工事までの間に用地買収予定(居酒屋チェーン・パチンコ店の入っている商業ビルなど)
令和6年~7年:東武が新駅ビルを建設。
 本設階段・出入口も併せて設置(現在の入り口は仮設) ※駅前交通広場の建設前に工事を行わないと、工事が困難になる
令和8年~11年:駅前交通広場の建設
 ※前半は、拡張部分の工事を行う
  後半は、拡張部分を駅ロータリーとして活用し、今のロータリーも含めた再整備を行う。


 歩行者の流れもかわりました。都バス乗り場周辺は混雑。また、駅駐輪場(一時貸し)が閉鎖され「不便」の声がよせられています。改善を求めてまいります。


西新井駅西口エスカレーター ついに設置工事が始まります!

2021年05月26日 | 活動報告

エスカレーター2基、エレベーター1基(仮設)

来年9月完成予定

 長年求め続けてきたエスカレーター等の設置工事が、いよいよはじまります。

旧トスカ西館と昇降階段解体へ まずは仮設出入り口設置
 旧トスカ西館と現在の昇降階段等を解体するためには、まず仮設の出入口を作る必要があります。そのため解体済みの旧東武ストア部分と基礎を活用し、仮設出入り口をつくります。

出入口は現在の階段位置から南に50m移動した位置になります。

EVとエスカレーター(仮設)設置費用は区が負担

 その出入口に、エスカレーターは上り下りそれぞれ一基づつ、エレベーターは15人乗りを設置。ストレッチャーも搬入可能なサイズになり「車椅子やベビーカーが大変」の悩みもついに解決します。区の費用負担(概算)は、約1億8000万円で、昇降設備以外の費用は東武が負担します。

 「上り一基のみ」という議論もあったそうですが、2019年に地域のみなさんが出した陳情が今も生き、議論している中、区負担で上下2基設置でいこうとなりました。議会での論戦や住民のみなさんの声の力です。

雨ざらしの階段も改善へ
 大きなエレベーターやエスカレーターの設置とともに「今時雨ざらしの階段なんて例がない。屋根を」と求めてきましたが、これも仮設段階から実現に向かうことになりました。

供用開始は来年9月予定
 工事スケジュールは、下別表のとおりで、来年9月の供用開始を予定しています。

 長年求め続けてきたことが、ついに前進します。本当によかったです。一方、駅ビルをどうしていくのか、その将来像について東武は未だ公開していません。区から繰返し求めてもらっても明らかにされていません。引き続きみなさまの声を届け力をつくします。


ワクチンが来ません!

2021年03月30日 | 活動報告

足立区医師会の「ワクチン学習会」に参加。医療関係者対象の具体的な説明会でしたが、区議も参加していいとのことで、区議団全員で参加しました。

テレビでは、盛んにワクチン接種の画面が放映されていますが、足立区にはまだ来ていません!驚いたことに、先行接種するという、医療従事者。足立区の医療従事者分も3月には全く来なかったそうです。

高齢者への接種券の送付も延期に。来月後半になるそうです。

「ワクチン頼みではダメ」「変異株のスピードに追い付けない」と私たちが指摘してきたことが、いよいよ現実に。


不幸な猫をなくしたい

2021年03月24日 | 活動報告

地域猫の会が中心に行っているTNR活動。

今年は、新型コロナの影響で庁舎前の譲渡会が行えず、庁舎1F(アトリウム)での展示のみが行われました。

猫の保護活動にもかかわりがあり、自らも保護猫など5匹を家族にしている足立の共産党区議の質問がみのり、庁舎前で大規模な譲渡会が行われていたので、残念です。

今年に入って、立て続けに病気の飼い猫を「処分してください」と保健所前に置き去りにすることが、相次いでいるそうです。現在保健所では処分はしていないので、「会」の方が看取ってあげたそうです。

コロナ禍は、ペットにも影響を及ぼしています。「弱いもの」が影響を受けるは、動物も同じだと実感。「医者に行き、面倒を見てきましたが、もう経済的に限界なので」と共通して書かれていたそうです。手放すときにどんな気持ちだったのでしょうか。

他党の質問で「野良猫」「野良猫」と本会議で連発している方がいましたが、私はものすごく違和感を感じました。「飼い主のいない不幸な猫」とみないで「野良猫」というのもどうなのでしょうか。


現場の英知がつまった障害者の生活支援施設が誕生

2021年03月23日 | 活動報告

3月18日、新しく誕生した障害者の生活支援施設の内覧会に参加。身体に麻痺などの機能障害への対応だけでなく、重度化にも対応。知的障害も併せ持つ方への配慮も満載でした。現場の英知が生きた施設はすごい!と感じたので、紹介したいと思います。

肢体不自由児者父母の会から発展した社会福祉法人あいのわ福祉会の「花畑あかしあ園」です。

施設の外側の避難スロープの傾斜は緩やかで、車いすでも安心できます。

1階は、地域交流スペースにもなり、登録して借りることもできます。通常は、カフェになり、通所する障害児者と職員が運営。職業体験・授産事業にもなります。

厨房スペース、カウンターも車いすで利用できる高さ。これぞ「合理的配慮」。みんなに優しいキッチンでした。

災害時の避難施設としても機能も備えており、備蓄倉庫も十分なスペース。二次避難所(福祉避難所)になります。

4階は、比較的軽度の肢体不自由児者が通う施設です。机は麻痺の状況に合わせてフレキシブルに形を組み合わせることができます。ちなみに職員の椅子は、移動しやすいようにキャスター付きでした。

おそらく区内初、23区でも数少ないスヌーズレン室。

スヌーズレン (Snoezelen) とは、重度知的障害者を魅了する感覚刺激空間を用いて彼らにとって最適な余暇やリラクゼーション活動を提供する実践であり、またそのプロセスを通して構築されてきた理念です。スヌーズレンという用語は、オランダ語でスヌッフレン「クンクン匂いを嗅ぐ」、ドゥースレン「うとうとする」という用語を組み合わせた造語で、外界を探索することや心地よくまどろむ状態を示すものです。

  光をいれず、リラックスできる専門の部屋が誕生しました。「こういう部屋が強度行動障害の方も、パニックになった方も落ち着けるね」と参加者で語っていました。

もう一つ、現場職員の英知が生きているのがこのリフト。今までトイレに行くときなどは、職員が二人がかりで、車いすに乗せ、車いすからトイレに移動していたそうです。通所者1日に数回トイレに行くので、とても重視したとのこと。通常のリフトは電動ですが、電動だとかえって使いにくいとのことで、手動にこだわったとのことでした。後ろには、座位が保てない方などの場所(実際にはマットも敷く)。

乗り心地を心配しましたが、ゆりかごのようだそうです。ここからレールが鉄道のように天井にあり、ポイント切り替えも行いながら個室のトイレに直接行きます。

障害児者に優しい施設は、誰にでも優しい施設でした。

 


文教大学あだちキャンパス開校記念式典

2021年03月22日 | 活動報告

文教大学あだちキャンパスが4月1日から開校します。学部は経営学部と国際学部です。これに先立ち、記念式典が行われ、参加してきました。今まで区内の大学開校にあたり、内覧会はありましたが、記念式典に来賓招待を頂いたのは初めてでした。「地域に開かれた大学にしたい」の気持ちのこもった式典でした。

理事長の野島先生は、私が学生だった時には人間科学部の教授でした。

これに先立ち内覧会が行われました。

外壁のない、開放的なキャンパス。文教大学が来てくれると決まった時から「金町の理科大のように街に溶け込んだ大学に」と私は求めていました。実現して嬉しいです。

広い図書館。地域の方も登録して利用できます。

 

コモンスペースが素晴らしい!学生が授業の合間とか、だんらんをするスペースです。他の大学でもあるそうですが、別棟だと利用されない傾向が強く、文教大では、何と講義室の廊下がオシャレなコモンスペースになっていました。

 

以上、すべてコモンスペースです。

他にもカフェテラスや食堂も地域の方が利用できます。

今までの区内の大学にない「地域に開かれた大学」。実は私の母校でして、自分のことのように誇らしく思いました。

式典でも内覧会でも多くの議員や幹部職員から「感無量ですよね」と声をかけていただきました。

最寄り駅の谷塚駅(埼玉県)と結ぶ人道橋。花畑と瀬崎の地名から「花瀬橋」ときまりました。

400名以上入れる講堂。越谷キャンパスにはありませんでした。

体育館もバドミントン4面コートをとれる広さでした。


コロナ禍での新年

2021年01月02日 | 活動報告

新型コロナの感染拡大が止まらない中で、新しい年を迎えました。

今年も初日の出を舎人公園で迎えました。みんな コロナの終息を迎えることを祈るかのように、初日の出を見ていました。

お困りごと・ご相談がありましたら、お気軽に日本共産党に、私、区議会議員ぬかが和子、斎藤まりこ都議に、お声がけください。

 コロナで希望や楽しみを奪われ、命の危険に脅かされた中、医療福祉を削り続け、GOTO中止など決断も遅く、被害の拡大を招いた政治の責任は重大です。

 今年こそ、コロナを終息させ、みんなが笑顔になれる、希望の持てる一年とするために、日本共産党は、斎藤まりこ都議、私ぬかが和子、前衆院議員池内さおり12区予定候補、沢田しんご衆院13区予定候補先頭に、一丸となってまいります。


雇用調整助成金利用促進の緊急申し入れ

2020年04月27日 | 活動報告

従業員の休業補償ののための雇用調整助成金、その手続きが複雑で、簡単にはできません。

国は「従業員5人以下の場合には10割(全額)補償する」となり、中小零細企業の多い足立区こそ活用促進が必要です。

知り合いの社労士さんから「他の自治体では申請を社労士に委託した場合の委託費用助成が始まっている」と教えていただき、早速緊急に申し入れしました。

品川区では「雇用環境安定化事業助成金」として、1回10万円上限(10/10)の補助。荒川区は15万円上限ですが1/2補助。他でも続々と始まっています。

「足立区でもただちに実施を!」と団長(ぬかが和子)・幹事長(はたの昭彦)、産業環境委員(きたがわ秀和)で申入れを行いました。


区内小中学生のオリパラ観戦スケジュールきまる

2019年12月05日 | 活動報告
来年の東京オリンピック・パラリンピックは「子どもたちにオリンピックのレガシーを」と都内の全小中学生を観戦招待します。
 大半が、パラリンピックへの招待となり、「空席をつくらないための動員」の感はぬぐえませんが、それでも障害の有無にかかわらずトップアスリートの姿に触れることやスタジアムなど会場に参加することを、子どもたちにとっての貴重な体験にしたいと思います。11月の文教委員会で全容が報告されたので、その一部をご報告します。

課題が山積
 「猛暑なのに水の持ち込みは認められない」「校外活動は安全のために下見なしにはありえないのに、下見(実地調査)も認められない」「バスの使用も不可、電車も最寄り駅まで行くことが許されず、手前の駅で降りて歩くことを強いられる」「引率者数も制限。障害者の介助員も認められない」などの課題が山積。私(ぬかが和子)は、文教委員会などでこの問題の解決を繰り返し迫ってきました。
猛暑中なのに「水の持ち込みを認めない」は解決
 水の持ち込みについては、制限はあるものの認められるようになりました。その他の課題についても、東京都教育委員会が、現場の声を受けて、組織委員会に強く改善を求めていることが明らかになりました。
私は、スポーツ議員連盟の副会長、文教委員会副委員長として、子どもたちが安全に体験できるよう力をつくしてまいります

仁比そうへいさんの捲土重来を

2019年08月23日 | 活動報告

先日、東京自治労連有志による「仁比そうへいさんの捲土重来を」との懇親会が行われ私もお誘いをうけて参加してきました。

仁比さんが戸籍の外部委託問題で足立区役所を調査し、法務省の役人とのレクチャーを繰り返し行い、国会質問。私もこのレクチャーに参加させていただき、一歩一歩学ぶことができました。仁比さんの質問で局面が変わりました。法令違反の足立の「戸籍のまるごと企業委託」は、重要な届け出業務が区の直営に戻りました。

秘密保護法強行の時の参議院本会議での「魂の討論」には涙がとまりませんでした。


本当にかけがえのない議席。絶対に国会にもどってほしい、かけがえのない議席です。

そのためにも、私たちががんばらなくては、党の力を強く大きくしなくては…。草の根から地べたから共産党のことを理解してもらい、応援してくれる人をふやそうと、決意を新たにしました。

写真は、山手線某駅ホームにて。懇親会のあとで撮ってもらいました。