ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

米IT「日本は有望な市場」…

2014-10-24 23:58:30 | NewsPaper
気づけば1カ月にもなった出張先での業務が
無事に終わりました
少しでもお役にたつことになっていれば幸いです


さて、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『【サーチライト】
 米IT「日本は有望な市場」
 有料アプリやサービス定着』

昨日はフランス企業の日本法人が行うサービスについての記事でしたが
今日は日本の市場についての見方の記事がありました

クラウドストレージのDropboxが日本市場に攻勢をかけ始めた
というところから記事は始まります

米シマンテックの日本法人社長を務めた方を
カントリーマネージャーに迎えたそうです

この件に関して、ドロップボックスは
“我が社は日本のような市場に向いている”と力説したそうです

それは、日本の企業の99%が中小企業で中小企業が労働人口の70%を雇用していることから
データの保存や共有で中小企業が抱える課題を解決したい
ということがドロップボックス側にはあるようです

また、アプリやネットサービス分野の企業や経営者からみると
携帯電話でネットを使うことに慣れた日本の何千万人もの消費者と企業には
アプリやサービスに対価を払う「習慣」があり、順法精神も高い
ということを、「有望な市場」であると捉えたそうです
いくらでも収益化することができるサービスがあるというわけですね


記事では、そこから逆の視点をもてば、国内企業にもチャンスがあると説いています
日本を基盤に収益を産み出し、米国や諸外国に進出する機会が同様にもあるというわけです
そこには日本発ベンチャーに期待しているいうわけです

既存企業の海外進出ではなく、日本発ベンチャーに期待しているという
象徴的な記事に締めくくり方が印象に残りますが
これら日本と諸外国における大きい意味でのIT市場というもの
どのような変化が起きていくのか絶えず注目しておきたいものです


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